イエマガ：もともと、ご主人は研究熱心な方なんですね。

ご主人：自分で好きなように家を作れるといっても、建築については素人だったし、きちんと調べてからでないと手をつけられませんからね。見積もりを何度もあげてもらって、比較検討を繰り返しました。おかげで山のような見積もりが残ってますよ。

イエマガ：地道な努力の積み重ねですね。資金計画の重要性を実感します。

ご主人：初期投資については、分離発注にして安くあがった分をそちらに回せたというのもあります。自分にできることは自分でやって、理想をかなえるというやり方は、そういう面でも僕に向いていたんでしょうね。

イエマガ：では、太陽光発電を取り入れると決められて、最初にされたことは？

ご主人：設計するときから、太陽光発電を取り入れることは決まっていたんです。だから、屋根は太陽光発電に適した形状にしてありました。あとはモジュールのメーカーを選ぶだけでした。

イエマガ：なるほど。メーカー選びは迷われましたか？

ご主人：もう、あらゆる資料を熟読して、見積もりをあげてもらって、比較検討しましたね。コストパフォーマンス優先で選ぼうとしていたんですが、設計の事情とあわせて、今の三洋電機のモジュールを選びました。楽しみにしていた発電モニターがきれいで、すごく満足してます。

イエマガ：「発電モニター」ですか？

ご主人：太陽光発電の料金システムというのは、こちらで発電した電力が余ったら電力会社に売り、足りなくなったら買うというやり方なんです。その状況を示してくれるのがこの発電モニター。「今これだけ発電しているよ」というのと、「今これだけ消費してますよ」という状況がモニターに表示されているんです。

イエマガ：これは見ているだけで面白いですね！

ご主人：子供たちも面白がって見てますよ。一目で見てわかるから、小さい子にも「発電」と「消費」がわかりやすいんでしょうね。今売ってる！　とか言ってますね。