ホーム > インテリア・収納 >マイホームへようこそ > 第26回 男に似合うキッチンのある家 |
イエマガ(以下・イ):1階の間取りを大きく占めるインナーガレージ。とても広いスペースを取られていますね。ここには、どのようなことを希望されていたのでしょうか?
Nさん:結婚する前から夫婦揃って車好きで、自分の子どものように大事にしており、雨風と太陽の当たらないガレージにしたかったんです。家を建てるならシャッター付インナーガレージ以外の選択肢はありませんでした。
妻はその車が好きで乗ることに満足するタイプでしたが、私は車で競技に出て勝つことを目的としていたので、実家のガレージでよく車を整備したり仕様を変更したりしていました。ただ、あまり広くなかったので作業のときは、シャッターを開けてするしかなかったんです。
そういった理由もあり、外からも見られることなく、エアコンや音楽をかけながら快適に作業のできるガレージがほしいと思っていました。
イ:確かに。夏の暑い日の作業は大変ですね。では、インナーガレージがあることが必須条件の家で、そのために2階LDKというプランを選択されたのでしょうか。
Nさん:LDKが2階になった理由はおっしゃる通り、車3台所有しているので駐車場スペースを考えると、1階にスペースが足りないからというのが大半の理由です。
ですが、近隣はマンションや3階建てが多い土地柄なのと、駅から徒歩2分という立地なので人通りが多く、2階LDKにされている方が多いんです。わが家も、仮に1階にLDKが設置できたとしても2階LDKを選んでいたと思います。
そのお陰でプライバシーが確保されるのと同時に、冬でも日当たりがすごくよくなりました。
ちなみにですが、1階はFIX窓や幅が狭めの縦滑りだし窓ばかりなので、2階LDKは防犯面から見ても、正解だったと思います。
イ:このガレージづくりで、予算や工事で大変だったことはありますか?
Nさん:結婚する前から私が車2台、妻が1台所有しているのですが、可能であれば3台共インナーガレージに保管したいなと思い、当初は現状のインナーガレージの片側半分に立体駐車場を導入しようと検討していました。
それが、見積もり段階で予想を上回った金額が出てきたのと、強度の関係で長期優良住宅の適合が取得できなくなるということで立体駐車場案は断念することになったんです。
イ:やはり立体駐車場は、大がかりな工事が必要になるのですね。いろいろ作業をされたいと言われていた内部についてですが、使いやすいようにこだわられたところや工夫されたことはありますか?
Nさん:そうですね。こだわったところは…、
●ガレージの有効高さが3mあるので、上部の空間を有効に使いたいなと思い、奥に棚を設置。これは実はキッチン用として売られている棚です。
●冬場にインナーガレージ内にてお湯で洗車をしたり、作業で汚れた手をすぐその場で洗える混合水栓とシンクを設置。
●100Vコンセントをあらゆる壁に6カ所、将来電気自動車用として200Vコンセントを1カ所設置 。
●エアコンの設置。夏でも冬でも作業を快適にできるように。
●夜中でも作業する時があるので照明を多めに!センサーで自動点灯機能が付いているものです。
特に照明は、夜の雨の日に帰宅時、電動シャッターを操作するだけで、自動で照明が点灯するのでとても便利です!
これらのお陰で、快適な空間で車の作業ができています。
イ:こういった居住外のスペースで、照明は見落としがちなところです…。これまでガレージで作業されてきた中で、必要だと感じられたものを完璧に整えられたのですね。
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