そして、いい匂いの正体が!「ヤンソンさんの誘惑」の登場ですね。
菜食主義の宗教家のヤンソンさんが、あまりに美味しそうでつい食べてしまった!というエピソードからネーミングされたといわれるこのお料理は、スウェーデンのクリスマス料理の定番です。
スウェーデンの現地ではABBA社のアンチョビー缶を汁ごと使って作ります。この缶の中の調味液自体がそのまま味付けになるというレシピですが、この缶詰は日本では手に入れるのが難しく…。
それならば!と同じ味を作るのに試行錯誤して作った私の秘伝の!?完全オリジナルレシピをご紹介します。スウェーデン人の旦那さんが「信じられない!おばあちゃんの味にそっくり!」と感激してくれました。
【材料】4〜6人分。▼じゃがいも・メークイン・Lサイズ5個(皮を剥いて水にさらさず、細切り)▼玉ねぎ…大1個(繊維に反対方向に薄切り)▼生クリーム…250cc▼バター…適量
〈アンチョビ調味液〉▼アヲハタ アンチョビオイル漬け…1缶(オイル分はペーパーで一旦拭き取っておき、細かく刻む )▼ゲランドの塩…小さじ1.5▼きび砂糖…大さじ2▼胡椒…小さじ1/3▼オールスパイスパウダー…小さじ1/3▼クローブパウダー…小さじ1/3▼みりん…大さじ1▼白ワインビネガー…50cc▼水…50cc(小鍋に分量の材料を全ていれ、5分ほど煮て自然に冷ます)
【つくり方】
1)オーブン皿にバターを塗る。
2)1)のオーブン皿に、一番下にじゃがいもを敷き、次に玉ねぎを重ねる。これを繰り返し、一番上にじゃがいもがくるようにする。最後に小さくちぎったバターを適量散らす。
3)4)にアンチョビ調味液と、生クリームを上から回しかける。
4)オーブン皿にアルミホイルで蓋をして、200℃に温めたオーブンで約80分焼く。
5)6)をいったんオーブンから取り出し、アルミホイルの蓋をはずし、さらに約15分、じゃがいもが充分に柔らかくなって表面に軽く焼き色まで焼く。
実はこのオーブン料理、前日に作り置きが可能。冷蔵庫で保存しておき、ゲストが来る前にオーブンで温め直し(その際は生クリームを少し足し、アルミホイルで蓋をして、200度で約40分ほど)しても美味しいお料理です。
そして、もう一つのオーブン料理がミートボール。気になるのは、お肉にリンゴンベリーを付けて食べるというスタイルです。
スウェーデンの家庭料理の代表的存在のショットブッラ(ミートボ―ル)は、普段の食卓にも頻繁に登場します。家庭によってもレシピが少しずつ違いますが、今回は夫の実家のおばあちゃんのショットブッラの味の記憶を辿って再現しました。ぜひとも、リンゴンベリージャムと合わせてどうぞ!
【材料】▼合い挽きミンチ(牛7:豚3)…500g▼玉ねぎ…大1/2個(みじん切り)▼にんにく…1片(みじん切り)▼きび糖…小さじ1(玉葱、にんにく炒め用)▼卵…1個(割りほぐしておく)▼牛乳…100cc▼細かいパン粉…150cc▼ゲランドの塩…小さじ1▼胡椒…小さじ1/2 ▼オールスパイスパウダー…小さじ1/2▼ナツメグパウダー…小さじ1/2▼シナモンスティック…1本(50ccの水に漬けておいて、レンジで30秒温める)▼バター…適量 〈付け合わせ〉▼リンゴンベリーのジャム
【つくり方】
1)フライパンにバターを熱し、玉ねぎとにんにくのみじん切りを半透明になるまで炒める。きび糖を加えてそのまま薄い茶色になるまで炒め、冷ましておく。
2)小さなボールに、牛乳、パン粉、スパイス(★シナモンスティック以外)を加えておく。
3)大きなボウルに合い挽き肉を入れて良くねり、ときほぐした卵、1)の玉ねぎ、塩、胡椒、続いて2)のつなぎを加えて、手で粘りが出るまでよく混ぜる。そのまま冷蔵庫に入れて寝かせる。
4)フライパンにバターを熱し、3)のタネを丸めながら入れて、まんべんなく焼き色をつけるように転がしながら焼く。
5)オープン用の容器に5)を並べ入れ、シナモン水を上から全体に回しかけ、スティックは間に挿す。
6)アルミホイルをかぶせ、200℃のオープンで約20分ほど焼いて、アルミホイルをとって、さらに10分ほど焼いて完成。
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