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階段下洗面室は収納が充実

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まっしん はやぶさ さん

関西から関東に転職を機にお引っ越し。関西で暮らしていた分譲の戸建ては賃貸に出すものの、住宅ローンの支払いは赤字に…。さらに関東での家賃も加わって…。

http://kisekinomyhome.blog.fc2.com/

イラスト:天野勢津子さん 
http://amachakoubou.com/

それならば!と、2軒目の家を建てることに。住宅ローンをできるだけ抑え、かつ、土地も建物も満足のいく家づくりに挑戦されました。コストを抑えるコツ、納得のいくまで調べられた知識をこの連載にまとめていきます。
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イラスト:天野勢津子さん 
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続いてご紹介するのは、床面積の節約のために階段下を活用した洗面室です(第8回12回)。 階段下であることの利点・欠点、そのほかの反省点など、まとめてご覧いただきたいと思います。

階段下洗面室の間取り図
階段下洗面室はこうなった

通常、階段下を活用すると、段差部分のクロス貼りに非常に手間がかかるので、コストアップの原因となるそうです。そのため、むき出し仕上げになる可能性も覚悟していましたが、わが家は工務店さんの好意でとても綺麗に仕上げてもらえました。

段差部分に板を当てて塞いで仕上げる方法もあるようですが、少しでも頭上の圧迫感が減るように段差が見えるようにしてもらいました。

おかげで、イメージ通り、手持ちのチェストが階段下に収まり、階段下の圧迫感も感じず、予想以上に快適に利用できています。

 

階段下洗面室の引き渡し時階段下洗面室に箪笥を置いたところ

また、チェスト横の狭いスペースに、充電式の掃除機を置くことができたのですが、これには、あらかじめ階段下に付けておいたコンセントが役立っています。 収納の中できっと電源が必要になるだろうと予測しておいたのが正解でした。

ひとつ、想像が足りなかったのが、洗面室の照明をダウンライト一つにしたことです。 おそらく光量としては十分だったはずなのですが、階段下で天井がフラットではないため、影になって光が届きにくい部分ができてしまいました。

幸い電源は、確保しているので、いずれLEDセンサーライトの追加など検討してみたいと思います。

階段下洗面室の奥行きの深さの問題

階段下で収納たっぷり

「チェストを洗面室に搬入するときに、中央の柱とぶつかる」、という問題を解決するために広げた階段下の奥のスペース(第12回)は、偶然にも手持ちのカラーボックスが2つぴったり収まりました。

出入り口スペースは、とても狭くて、体をひねって手を伸ばす必要がありますが、サニタリー用品等の買い置きの収納として、とても重宝しています。

階段下に偶然ぴったりはまったカラーボックス2つ

さらに、斜めに開口してもらったスペースには、キャスター付きのスノコと、カラーボックス用のファブリックケースがこれまたぴったり。お掃除用のダスターなどが、ここからサッと取り出せるようになっています。

カラーボックス用のファブリックボックスが階段下にぴったり

このように、収納の確保は万全だったのですが、悩んだのはバスマットの置き場所です。濡れたバスマットを干して置く方法を考えていなかったのですが、意外にも役立ったのが、洗面室中央のあの柱でした。

洗面台とチェストの間に突っ張り棒を付けると、ちょうど良いバスマット掛けに!大きなバスマットを掛けるには、結構広いスペースが必要なので、これはとても助かっています。

洗面室につくったバスマット掛け
スイッチの位置に困った!

洗面室に関して困ったことが、もう1点ありました。それは、照明スイッチの位置です。

当初は、洗面室の引き戸の側で、内部から引き戸を少し開けるだけで、手が届く位置にスイッチを取り付ける予定でした。

しかし、その後で玄関ホールにつながる引き戸をサイズの大きなものに変更することになっため、スイッチを付けるスペースが、なくなってしまったのです。

洗面室のスイッチの位置 実際の洗面室の照明のスイッチの位置

洗面室の内側も、すぐに浴室の入り口があるため、扉近くにスイッチをつける場所がありません。 仕方なく、引き戸の引手と反対側の壁にスイッチをつけたのですが、これが原因で年に数回ほど、困ったことが起こります。

お風呂に入っている間に、他の家族が洗面室を使った後で、つい照明を消して行ってしまうことがあります。 当然、浴室を出ると、洗面室は真っ暗。引き戸を大きく開けてスイッチを操作することになります。

家族しかいないとはいえ、濡れたままの裸で、引き戸を開けるのは、なんとなく情けない感じで、困ったものです(笑)。

洗面室の引きとを全開にしないとスイッチが押せない 洗面室で活躍中のもの

最後に、夏に欠かせない設備の壁付の扇風機です。これは、奈良に住んでいたころから使っていたものですが、当初から活用することを想定してコンセントを高い位置につけておきました。

夏場は涼しく、早く体が乾くうえに、壁付だと、普段はまったく邪魔に感じませんから、設計時での検討を、ぜひおすすめしたい設備の一つです。

洗面室に壁付け扇風機

〜編集後記〜

階段下の天井の高い部分を洗面室として使うというプラン。居室をできるだ広く取るために考え出したアイデアですが、実際はどんな使い勝手なのか…?特に構造上、必須となった中央の柱は邪魔にならないのか…と、いろいろ心配されていたようですが、結果は大満足の洗面室に。

それどころか、階段下を隅々まで使えて、収納としても大活躍しているようですね。階段下の使い方はさまざまです。今後、口コミ記事などでも取りあげていく予定ですので、そちらのほうもお楽しみに♪

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2019年8月7日
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