最終回の第４回は「スウェーデンの間取り」です。今回のタイトルは勝手なイメージ…日本でも人気の北欧デザインで知られる国…そこから「デザイン王国」というタイトルをつけさせていただきました。

スウェーデンの家は、大きく二つに分かれます。
ひとつは、コテージ・山小屋風のヨーロッパの山の自然に似合う家。
もうひとつは、これをもっと都会風に、無機質感を足し…質感より、色と形状、デザイン性を重視した家です。調べた中では、後者の数は５０分の１ぐらい…。

まず最初にこのコテージ風戸建住宅の外観の特徴とデザインをご紹介。
次に戸建の間取り、ストックホルムのアパートメント…インテリアのポイントとつづきます。

スウェーデンには圧倒的にコテージ風の家が多いのですが、以前に「ドイツの間取り」でご紹介した形状と特徴が重なります。外観については、木材を組み合わせた窓枠や、壁面、ポーチなどのイメージによって、より山小屋風の雰囲気が出ています。
また、ドイツはエコ住宅への取り組みから家の中に太陽光を取り入れるために、大きな窓を一面に設置していますが、その点でも、スウェーデンはもっと昔ながらの素朴な外観です。

自然の木材と濃い色の瓦屋根を使ったほぼ同じようなデザインが並んでいる地域がほとんどでした。
さて、この家の中の間取りはどうなっているのでしょう。