ヨーロッパのインテリア事情 幸せなインテリアfromバルセロナ Vol.1「色」は魔法のアイテム

スタッフコメントリビング自分好みのインテリアを見つけたとき、思わず「なんて素敵なの!」と言ってしまうことはありませんか。私も、両手を頬に当ててつい声にしてしまう一人です。

はたから見ればちょっとおかしな?人に見えるかもしれませんが、こんな出来事がお部屋作りにかかせない色使いやイメージを選ぶきっかけになるのでは、と思っています。

私は街で心惹かれる色合いの小物に出会うたびに、「家にあるものを使って似たように作れないかな」「この色合いを部屋に取り入れられないかな」と、作り方やアレンジを考えながら眺めてしまいがちです。

インテリアと色は、切っても切れない間柄にあります。私は模様替えを考える際、色選びから始めます。その理由はなんといっても「お手頃」だからです。

家具や小物を入れ替えるとなるとお金も多くかかりますが、色は付け足したり、削ったりするだけでがらりと雰囲気を変えてくれます。お得で魔法のようなアイテムです。だから、私は色の模様替えが大好きです。

 

寝室日本で色を学んだこともさることながら、海外の色使いは私に大きな影響を与えました。
例えば、ヨーロッパの住宅はふんだんに色を使った豪華なもので、お部屋はクラシカルな色合いに溢れていました。
一方、アメリカでは統一された色が使われ、洋服のようにおしゃれに気を使ったコーディネートに感激しました。
中米では、大胆にも壁をペイントしていて、アース色やサイケデリック色の家に心が弾んだことを覚えています。
このように、実に楽しいインテリアを体感できたことが、今日の私のお部屋作りに生きているように思います。

テーブルセッティング私は現在、韓国人の夫とバルセロナに住んでいます。この街は、芸術性に富んでいて、さらに新しい刺激を受けながら生活しています。そんなわが家のインテリアを少しご紹介したいと思います。

バルセロナの地域性、家の大きさ、日当たり条件、心理効果などから、明るい黄緑、マリンブルーを選び、統一感を心がけました。
小物には、伝統工芸品を意識して家に合うように創作しました。

本来は情熱の国をイメージする赤、橙、黒を入れたかったのですが、これらの配色は圧迫感を出すため、今回のメイン色からはずしました。今後テーブルセッティングなどに取り入れ、スペインらしさを楽しもうと思っています。

「統一感ある心地よい空間にスパイスという遊び心を入れて楽しむ」これが、私のインテリアを楽しむ方法です。

街にはたくさんの色使いが溢れています。その中から気に入ったものをチョイスしてお部屋に取り入れてみてはいかがでしょうか?

次回はヨーロッパの雑誌、国際見本市などから見る最新インテリア情報をお知らせします。

 

ページ公開日:2006年11月14日



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