日照時間が短く、家で過ごす時間の長いスウェーデンの人たちが、
「家に求めること」は機能性が一番ではないようです。
今回見つけた間取りの特徴は…

さて上記の中で一番優先されていることはどれでしょう！
答えは「ダイニングテーブルを良い条件のスペースに」です。
なんと百をこえる間取りで100%、ダイニングテーブルを日当たりのいい窓辺に置いていました。
たとえキッチン、リビングから離れても。

また、どの家の間取りも最初の感想は「シンプル」です。
納戸やサービスルームやアイデア収納は見られません。
そして、多くの新築の間取りにはキッチン、ダイニング、リビング、ベッドまわりに各々イメージ写真がつけられていて、買い手がもつ家への憧れに訴えかける戦法をとっています。
家で長時間過ごす国の人々が間取りに求めていることは、家族間のプライバシーや便利な家事動線よりも、家族が快適で、センスが発揮できることだと感じました。

ものが少ないのでしょうか…収納の場所が少ない間取りです。
基本的に、造り付けの収納棚やクローゼットはありません。
壁の出っ張りに合わせて、自分で家具を置く…。また、キッチンはシステムキッチンも見かけましたが、自分たちでカウンターや家具を足して使いやすくできるスペースが空けられています。