イ：ちょっと変…と言うと、土間の前にキッチンの配置も。玄関からキッチンの前を通ってリビングに行くようになっているんですね。

Yさん：家に人が集まることが多いので、料理をしながら玄関に向かって「入って〜」と出迎えるのに便利な配置なんです。

イ：それで、ここにキッチンということですか。実際に暮らせてからは、イメージどおりですか？

Yさん：はい。キッチンに立ったまま料理の手を止めずに、中に入ってもらって、「いらっしゃい」と会話ができて、すごく気に入っています。

イ：キッチンから小物まで、赤やオレンジ色が目を引きます。ポップなインテリアで統一されているところがいいですね。

Yさん：ここは玄関を開けて一番に最初に目に入る場所なので、色や小物で楽しい雰囲気がでるようにしました。

Yさん：実はこのキッチンは、アイランドであれば、それほどこだわりはないと言って、デザイナーさんに探していただき、赤いカッティングシートを上から張ってもらったんです。元の色はベージュだったかブラウンだったか…赤色を貼ろうと決めていたのでよく覚えていません（笑）。

イ：水栓も普通のシルバーのものと違って、インテリア性が高いですね。

Yさん：これはこだわって選んだものなんです。予算があったので、どれもこれもという訳にはいきませんでしたが、キッチンはできるだけ妥協せずにやりたいことを叶えたところです。

イ：ご主人のほうは、これだけはというところはありましたか？

Yさん：主人はどうしても調光システムを実現させたいと…。

Mさん：この玄関横の壁に付けた「ルートロン」というシステムでLDKの照明をコントロールできるんです。

イ：天井に取り付けられたダクトレールの照明をここで点けたり、消したりできるんですね。操作パネルがおしゃれ。

Yさん：これだけは、どうしてもしたいと言っていたので、実現できてよかったです。わたしはスイッチはそれぞれの場所にあるほうが便利だと思うのですが…。毎回ここまで来て点けたり消したりするのが面倒で（笑）。

プラン中は、お互いにこだわっているところには口を出さないようにするのが、うまく進めるコツですね。

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