前回は、洗面・脱衣室の広さ、洗面と脱衣室の仕切り、置きたい設備と収納について検討しました。今回は、洗面室と他の部屋との繋がり、またトイレも一緒に配置する間取りの実例を拝見したいと思います。(バックナンバーはこちら)。 1坪から3.5坪まで大きさの違う洗面・脱衣室のプラン例、スッキリとしたものから、広々としたものまで、おもしかったですね。 自分がどんな使い方をしたいのか、はっきりさせることが、広さを決めるコツだと思いました。もっと広かったらな…こんな風に使えたらな…と後悔しないようにしたいですね。 広さの次は、洗面・脱室の「配置」についても考えておきたいですね。 洗面室があると便利な場所って、どこなんでしょうか?以前にイエマガサポーターさんにお聞きしたアンケート記事を見ていきましょう早速、配置例を一つ… “キッチンの隣に浴室脱衣所(洗面室)。1階北西角。 洗濯場として、キッチンの近くで台所仕事しながらすぐにまっすぐ行ける場所。 子ども達は帰宅したらすぐにお風呂に入るが、キッチンの横なので、夕方など、帰ってきた子ども達とそばでしゃべれる。 でも、帰宅してすぐ手を洗いたい人には、玄関のそばがいいかもしれない。 ” (京都府・こころんさん・女性) このお家は、洗面・脱衣室はキッチンのすぐ側で、晩ご飯の準備をしながら、子どものお風呂の面倒が見られるという、一度に2つの家事がこなせるなんていいですね! 洗面室に関する口コミを読んでいると、キッチンの近くが便利という人が多いですね。それにキッチンだけでなく、洗濯機から物干しまで近いように、出入り口を2つつくったという例もありますよ。 “2階に(2世帯住宅なので1階は両親、2階子世帯)。LDKのキッチン正面奥に入り口。廊下にも入り口があります。 LDKからすぐで、廊下につながる扉からは、北側のベランダ、階段、トイレに行けます。どこからでも通り抜けできて便利な場所。” (神奈川県・ロータスさん・女性) すごく考えられた工夫がたくさん感じられる間取りですね!廊下側にランドリースペースが配置されているし、収納もちゃんと作られています。 ご自分で考えられたのでしょうか。「こだわりママ」のように動線のシミュレーションが完璧ですね。この方は洗面室の出入り口が2カ所ですが…こちらの方は、なんと3カ所です。 “1階の洗面室は、3カ所に扉があり(キッチン、階段、脱衣所)、洗濯機やパントリーを設置。キッチン、リビング(階段はリビング階段)、洗面室は1周できる。(中略) 1階の脱衣所に勝手口があり、外で汚れた服は、「勝手口から入り脱衣所で脱ぎ洗面所で仮洗いし洗濯機へ放りむ」という動線に。汚れを室内へ持ち込まないで済む。” (富山県・Hiro.Dさん・男性) うーん。よく見せてください。脱衣所と洗面所がつながっているのは、一般的ですが、階段・廊下側からとキッチンからも洗面所に入られるんですね。それに脱衣所は勝手口があって、外からも入れる。 キッチンに繋がっているから、一部をパントリー棚にされているようですよ。勝手口というのが楽しい発想ですね。お庭で土いじりしたときなんて、大活躍しますね。 コメントを拝見すると、玄関からは離れた動線になるので、帰宅時の手洗いが遠いので、悩まれたそうですが、この場所を選ばれたそうです。 こころんさんも、玄関に近いと便利な人も要るのでは?というようなことが書かれていましたね。玄関の近くというのもまた違った使い勝手のよさがありそうです。 そうなんですよ〜。ほかにもリビングや寝室の近く、生活スペースから離れたところに配置したという方もいるんですよ。 |
動線の使いやすさを決めるポイントとなるスペースは「洗面室」のようです。家事を優先するか、朝、夜の支度をする生活動線を優先するか、それともどちらも叶える回遊する動線をつくるか…悩まれた結果をご覧ください♪ 洗面室の広さについて、どう感じているのか?洗濯機や洗面台の設備について、満足しているか?具体的にどのような不満があるのかなどなど、自宅の洗面室についてお聞きしました。
●イエマガサポーター発口コミ 手を洗う、服を着替える、身支度を調える「洗面室」。洗面室は家のどこに配置すると便利なのでしょうか? サポーターのみなさんに配置した場所とそこを選んだ理由をお聞きしました。動線を配慮した場所から、ライフスタイルに合わせた個性的な場所まで、さまざまな回答が集まりました。
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