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ホーム設備 > こんな家に住みたい。第六回 太陽光発電のある」家 その二 太陽光発電メーカーの比較方法

こんな家に住みたい。
知れば、なるほど。オプションのある家
第六回 「太陽光発電のある」家 その二 メーカーの比較方法 第五回 ホームシアターのある家 第三回 シンボルツリーのある家 第四回 石畳のある家 第一回 屋上に庭のある家 第二回 火のある家 第六回 太陽光発電のある家 その一 わかりやすい発電の仕組みと構造の話 第六回 太陽光発電のある家 その三 年間発電量とコストパフォーマンス 第六回 太陽光発電のある家 その四 見積書からみる初期投資の回収年数 第六回 太陽光発電のある家 その五 ローンを組んでも今買うべきか? 第七回 防音室のある家 第八回 無垢材のある家 文・写真 ぐっちー 太陽光発電のある家 文・写真 自宅に太陽光発電を設置するために、性能・構造・経済効果を調べ、導入後の発電量・消費量の実録も掲載する太陽光発電、新築を検討中の人たちから信頼の厚いHPを作成・公開している。
  その2 メーカー比較の方法 分離発注でマイホーム〜エコ住宅・省エネ住宅〜
製品情報の例

太陽光発電の性能を比較するとき、「モジュール変換効率」という言葉を耳にします。このモジュール変換効率とは、1u当たりどれくらい発電できるかというもので、1,000w(太陽光エネルギー)を100%とした場合の割合になります。

例えば、1u当たり150wの電気を作れるとしたら、モジュール変換効率は15%ということになります。
太陽光発電パネル(モジュール)の性能を比較する時、メーカーや製品ごとにパネルのサイズが違いますので、1u当たりの発電量で比較することが重要なのです。

仮に6畳(約10u)ほどの広さにモジュール変換効率15%のパネルを敷き詰めたとすると、約1,500wの電気を発電することができます。

よく、システムの容量を表すときに「○○kwシステム」という表現をしますが、この場合はシステム容量1.5kwということになります。
この数字は太陽光エネルギーを100%受けた場合ですので、常にこれだけ発電するわけではなく、条件が最高に良いときにこれだけ発電しますということです。


太陽は一日中出ているわけではありませんし、季節によって日射量も違います。さらに天候も刻々と変化します。実際の発電量は出力×時間(kwh)になりますので、日射量を考慮して計算しなければなりません。

日々の日射量はめまぐるしく変化しますが、年間を平均すると大きくはぶれません。 平年を100%とした場合にほぼプラスマイナス5%の範囲で収まります。この年平均日射量は地域別に統計があり、システムの容量がわかれば、おおむね年間の発電量を予想できます。

「実際の発電量(kwh)」については次回に、今回は、各メーカーのパネルとパワ−コンディショナーの性能と価格で比較します。


太陽光パネルのメーカー比較
太陽光パネルメーカー

よく聞かれる質問に、太陽光発電はどこのメーカーが良いかというのがありますが、太陽光発電システムは、太陽光発電パネルやパワーコンディショナーの性能だけではなく、その他の付随品、保証、サポート体制、価格、耐久性など、比較評価すべき項目は多岐にわたります。

そのため、トータルでここの太陽光発電メーカーがお薦めというのはなかなか答えがでません。しかし、細かいところを比較していくと、それなりに差があるので、代表的な太陽光発電メーカー(シャープ、京セラ、三洋電機、三菱電機)の比較をしてみたいと思います。

まずは各社の主力太陽光発電パネルの性能に対するキャッチコピーを各社のWEBから拾って比較してみました。

モジュール変換効率のメーカー比較

ここで気になるのが、モジュール変換効率業界1(シャープ)と世界最高水準の変換効率(三洋)とでは、どちらが良いのでしょうか?

言葉では判断できないので、前に勉強した太陽光発電パネルのモジュール変換効率で比較してみます(右・上表)。

どうやら三洋電機が1のようです。ではシャープは?よく見てみると答えが書いてありました。「※国内住宅用多結晶モジュールの量産品において」とただし書きがあります。

そうです。三洋電機は薄膜シリコンと単結晶のハイブリッドなので、多結晶ではないのです。とても紛らわしいですね。 太陽光発電パネルのモジュール変換効率を比較すると、三洋電機がダントツで、一番悪い三菱電機との差は30%もあります。

では、これに価格を加味して比較するとどうなるでよう。太陽光発電パネルの単価を公称最大出力で割って1kwあたりの単価(定価)で比較してみます(右・下表)。

あくまでも定価ベースの比較ですが、太陽光発電パネルはシャープが一番安く、三洋電機が一番高い結果となりました。その差は38%もあります。

性能の良さに目が行きがちですが、いくら性能が良くても価格が高くては意味がありません。三洋電機は発電効率で1ですが、価格も1(一番高価)なのです。


パワーコンディショナーのメーカー比較

では次にパワーコンディショナーを比較してみます。同じようにキャッチコピーから。

キャッチコピーだけではよくわかりません。ただ、シャープのみが屋外用なのに対し、他の3社は屋内設置用という違いがあります。

ではパワーコンディショナーの変換効率で比較してみましょう(下・上表)。 変換効率で見てみると、三菱電機が一番高く、シャープが一番低い結果となりました。その差は約2.6%です。次に定価を比較してみます(下・下表)。

パワーコンディショナーのメーカー比較
パワーコンディショナーの変換効率のメーカー比較

京セラ、三洋の変換効率94.5%を基準に考えると、シャープは0.5%効率が悪いので、発電量の差は年間で30Kwhになり、売電単価を48円で計算すると、年間で1,440円効率が悪いことになります。パワーコンディショナーの寿命は10年といわれていますので、10年間では14,400円の差になります。

一方、三菱電機は基準よりも2%効率が良いので、10年間では57,600円良いことになります。

しかし、この金額を加味して比較をしても、元々の価格が安いシャープが有利となり、三菱電機が「変換効率1」といっても、変換効率の差でトータルの価格差を埋めることができません(下・表)。

今回の太陽光発電パネルの特性とパワーコンディショナーの性能を加味したシステム全体での発電量とコストパフォーマンスを比較した結果をご紹介します。

発電量とコストパフォーマンスのメーカー比較



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ページ公開日:2010年4月28日
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