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まっしん はやぶさ さん
関西から関東に転職を機にお引っ越し。関西で暮らしていた分譲の戸建ては賃貸に出すものの、住宅ローンの支払いは赤字に…。さらに関東での家賃も加わって…。
それならば!と、2軒目の家を建てることに。住宅ローンをできるだけ抑え、かつ、土地も建物も満足のいく家づくりに挑戦されました。コストを抑えるコツ、納得のいくまで調べられた知識をこの連載にまとめていきます。
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イラスト:天野勢津子さん
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今回は、浴室のご紹介です。わが家は、お手入れ簡単なホーローパネルが特徴のタカラスタンダードのミーナというユニットバスを採用しました。
当初、アクセントパネルに、展示品で目を引いた木目調のブラウンを選んだのですが、追加費用が必要なオプション品と判明して、ぐっとこらえて諦めました。
大きな金額ではなかったのですが、水まわり選びではオプション費用があっという間にかさんで、予算オーバーすると工務店社長に言われていたので、かなり警戒していたのです。
絶妙に選びたくなるものが、オプションになっているのは悔しいところですが、今となっては標準品で十分だったと満足しています。
オプションをあきらめて節約した一方で、契約時よりも良くなったところがありました。それは、シャワーのメタルヘッドです。
工務店との契約直前の減額調整(第4回)で、樹脂製シャワーヘッドにグレードを落とすことが仕様書に記載されていたのですが、追加費用なしでメタルヘッドになっていました。
契約時の想定メーカーと異なるメーカーを選んだことで、同じ価格でも仕様が向上したようです。さらに、本来コストが高いはずの横長鏡も付けてもらえました。
複数の水まわりメーカーから選べる場合は、メーカーを決める前に、細かく見比べるとこのようなメーカー同士の競合の恩恵が得られるかもしれません。
もうひとつ、このユニットバスが気に入ったポイントは、浴槽へのまたぎこみが低いことです。将来、高齢になったときに、浴槽への出入りが楽になるかなと考えました。
また、わが家は、普段はシャワーはほとんど使わず浴槽のお湯を洗面器で汲んで身体を流すスタイルなので、またぎこみが低いのはとても使いやすく満足しています。
しかし、高齢者対策としてはまたぎこみが単に低いだけでなく、浴槽底面と洗い場床の段差が最小限なのが良いそうです。将来は、手すりを追加するなど対策が必要になるかもしれません。
妻から、夏場に窓を開けてお風呂に入りたいと強い希望がありました。そこで、隣の家が採用していたジャロジー窓が羨ましかったことを、工務店社長に伝えると、やめておいたほうがよいと止められました。
この窓はガラス部分が簡単に抜き取れるため、防犯上に問題があり、断熱性・気密性も低いので、おすすめできないとのこと。
そこで、採用したのが固定タイプの目隠しルーバーです。当初は可動タイプじゃないと暗くなったり風が入らないのではと心配だったのですが、まったく問題ありません。
可動タイプよりもお手頃価格で取り付けられたので、とても助かりました。 外からは、全く中が見えないのに、浴室側は思った以上に明るいことに驚いています。
住み始めてからずっと苦行だったのが、シャッター式の風呂フタの掃除です。とにかく隙間に汚れが溜まりやすく、とても掃除に時間がかかります。
そこで、入居約3年後に風呂フタが壊れたのを機会に、組み合わせ式に買い換えました。実は、組み合わせ型の風呂フタを使ったことがなく、場所を取って邪魔になるのではと勝手にイメージしていました。
ところが、使ってみると、びっくりするほど快適ではないですか!とてもコンパクトで軽く扱いやすく、お掃除も比べ物にならないほど楽になりました。
市販品では、なかなか浴槽にピッタリのものが見つからないので、メーカー純正のサイズピッタリのものを、手に入るうちに入手しておいてよかったと痛感しています。
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