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まっしん はやぶさ さん
関西から関東に転職を機にお引っ越し。関西で暮らしていた分譲の戸建ては賃貸に出すものの、住宅ローンの支払いは赤字に…。さらに関東での家賃も加わって…。
それならば!と、2軒目の家を建てることに。住宅ローンをできるだけ抑え、かつ、土地も建物も満足のいく家づくりに挑戦されました。コストを抑えるコツ、納得のいくまで調べられた知識をこの連載にまとめていきます。
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イラスト:天野勢津子さん
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今回はリビングの後編です。間一髪!?工事中に修正できた不安のあったカ所と、室内物干し場や本棚置き場としても活躍している板の間付き和室をご覧いただきたいと思います。
当初、キッチンの角には、約柱2本分の幅の壁ができる予定でした。 耐震上は、柱一本分で良かったのですが、照明のスイッチを取り付けるために幅をもたせていたのです。
しかし、工事中に現場監督から「ここは柱一本分にしたほうがスッキリしてよくないですか?」と提案がありました。
実は、テレビ好きの妻がキッチンから調理中に見にくくないか心配だったので、この提案はとても嬉しかったです。柱のスイッチは、キッチンサイドの腰壁に移動することで、柱一本分に変更することができました。
実際、キッチンに立ってみると、わずか柱一本分でもテレビが半分ぐらい隠れて、見にくくなっていたことがよくわかります。
わが家の場合、現場監督から言い出してくれたので助かりましたが、柱一本分の厚みでも侮ってはいけませんね。 今のところ、妻からテレビの見にくさのクレームは出ていませんので、大丈夫なのだろうと安心しています(笑)。
必要に応じて仕切ることができる和室とリビングの間に設置した三枚扉は、真冬や夏場には閉めておくことでエアコンの効き目をリビングに集中させたいときにも重宝しています。
また、雨の日など、和室に付けた脱着可能な物干しで室内干しをしていても、三枚扉を閉じていれば、リビングから目障りな洗濯物を隠すことができます。
和室が6畳ではなく、5.8畳になったのは、この三枚引戸の引き代の影響(第14回)です。この影響で、板間と畳を組み合わせた和室になりましたが、板間がある和室は、意外に便利と痛感しました。
重い家具や荷物、子どものペットの水槽など、なるべく畳の上に置きたくないものの一時スペースとしても、とても役立っています。
その板間スペースに、本棚を設置することにしました。妻の料理本や子そもの本や学習教材など、リビングですぐ必要になる本を片付けられるコーナーがあると、とても助かります。
しかし、困ったのが手持ちの本棚の色が濃いことです。妻が学生時代に祖父からもらった大切な本棚を活用したのですが、新居の建具が明るいため、浮いて見えてしまうのです。
そこで、一念発起!カッティングシートによるDIYで本棚をリフォームしてみました。
すると、どうでしょう!見違えるほど、わが家のインテリアに自然に馴染んだスペースに生まれ変わりました。カッティングシートの仕上げの細かい処理は、プロには叶いませんが、近くで見なければ、ほとんどわかりません(笑)。
これでひと続きになったLDK+和室は、インテリアも統一できました!できるだけ広くなるように考えた間取りですが、どのスペースも多目的に使いやすく満足しています。
さて、次回は1階と2階のトイレへ。小さいながらいろいろと反省点の多い空間になりました…。詳しくは次回をお待ちください♪
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