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やっこ さん
30代の主婦であり、エンジニアとして働く会社員でもある。2014年に、1階にご主人の両親、2階にやっこさんご家族(ご主人+男児2人)が暮らす二世帯住宅を建てる。
家づくりの完成までの記録にとどまらず、完成後には図面では解らなかった使い勝手・デザインへの感想、また使いやすくするための細やかな工夫等の情報を公開し、新築を検討中の人たちに人気のブロガーさんです。
前回のカーテンに続き、わが家の付帯工事に含まれる「インテリア関連の費用」が見積もり額から、大幅にオーバーした原因を探っていきたいと思います。
照明は、旧居から引き続き使うシーリングライトもあり、暮らし始めてから照明を購入した部屋もあり、そして特にオシャレなデザイン照明ではなく、ダウンライトを多用したこともあり、そんなに金額はかからないのではないかと思っていたのですが…。
蓋を開けてみれば、照明にかかった費用は、なんと約50万円。
一般的な照明費用と比べて多いか少ないかは分かりませんが、「あれ、意外と高額だな…」というのが正直なところです。
実は今回改めて当時の照明費用を見返してみて、何にこんなに費用がかかっているかを確認したのですが、
●ダウンライトは単価は高くなくても、数が多くなるので結果的にトータルの金額が大きくなる。
●ダウンライトはシーリングライトと比べて取付費が高く、しかも個数分だけ乗算される。
というところが大きいようでした(取付費の考え方は、ハウスメーカーによるかもしれません)。
例えば、2階の私たち世帯のLDKはすべてダウンライトで計画したので、その数15個。
ダウンライトの単価が7,800円なので、照明費用だけで7,800円×15個=117,000円。そして、ダウンライト1個あたりの取付費がなんと3,000円(!)なので、3,000円×15個=45,000円。
つまり…2階LDKのダウンライト設置に要した費用だけで、約16万円!!
そして家全体で見ると、ダウンライトを41個使用していますので、ダウンライトの取付費だけで12万円以上がかかっていることになります。
※ちなみにシーリングライトやブラケットライトの取付費の単価は2,100円でした。単価の差は900円ですが、ダウンライトと違ってシーリングライトは1カ所に1つだけですから、トータルの取付費ではかなりの差になります。
いやー、ダウンライトって結構な費用がかさむものなんですね (今思えば、当時見積もり額の精査をしなかった自分の適当さにも驚きますが) 。
でも、照明の回でも書いたようにダウンライトを選んだことには明確な理由がありましたし、結果的にも満足しているので、金額なりの満足度は得られている部分だと思っています。
玄関から入って正面の壁にアイキャッチとして採用したエコカラット&カウンター。こちらは、エコカラットが98,000円、カウンターが47,000円(どちらも施工費込み)。
合わせて145,000円ナリ。うーん。高い!!
でも…、このアイキャッチは(玄関の回でも熱く語ったように)エコカラットの施工範囲が中途半端すぎて残念ポイントになっているんです。もっと天井から壁までドーンとエコカラットを貼れば良かったと思っているのです。
なので、もっと費用を削減すれば良かったというよりは、あと少し費用をかければ満足度がぐっと上がったかもしれないな〜という意味で、ちょっと残念なお金のかけ方をしてしまった部分と言えます。
注文住宅を建てるなら、ぜひとも採用したかったアクセントクロス。その要望に従って、寝室、子ども部屋、トイレの3カ所は一面だけ壁紙を変えています。
こちらにかかった費用は、3カ所合わせて72,000円 (わが家のハウスメーカーの場合アクセントクロスの費用は、選んだクロスに関わらず一律で1,000円×uを加算という計算方法でした)。
このアクセントクロスについては、とーっても満足しています!!
わが家は基本的にシンプルな内装で統一しており、見方によっては無難すぎるテイストとも言えるので…。そのシンプルな空間にカラーの壁面がメリハリを与えてくれて、これだけで家全体の満足度がだいぶ上がったような気がしています。
決して安くはないですが、それでもタイルなどの施工と比べるとずっとリーズナブルですし、それでいてガラっと雰囲気を変えることができるので、費用対満足度としてはとっても◎だと思いました。
LDKにも一部採用すれば良かったかなとか、壁面だけでなく天井面をアクセントクロスにした空間があっても良かったかなとか、いろいろ妄想はありますので、いつかリフォームの際に再チャレンジしたいと目論んでいます。
と、比較的金額の大きかったものはこんなところでしょうか (あとは5万円以下の小さな費用がいくつかありました)。
こうしてみると「費用をかけすぎた。もっと削減できたはずだった」というのはカーテンだけですね。他はむしろ「もっとかけても良かった」と感じるほどなので、金額のかけ方としてはそんなに悪くなかったのかなと思っています。
インテリア関連費用は割り切ってしまえば、どこまでも削減できるポイントではあるのですが、一方で(わが家のアクセントクロスのように)分かりやすく満足度を上げてくれる要素でもあり、私としてはそれなりにお金をかける価値のあるところだったな〜というのが、振り返ってみての感想です。
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