イエマガ：緑いっぱいの景色と調和したお庭についてもお聞きしたいと思います。この庭は造園会社に依頼されたのですか？

ご主人：そうです。玄関ポーチを兼ねたリビング前のウッドデッキは施工後すぐに大工さんにつくってもらっていましたが、庭回りはその後で造園業者に頼みました。

奥さま：わが家の土地は南が高くなっていて大雨の時はウッドデッキの下に雨が流れてくる可能性があるんです。水はけはいいはずなんですが、デッキとその回りが水びたしにならないか心配なので、雨水の逃げ道を作ってもらうことにしたんです。
ウッドデッキの前1メートル50センチくらいのところに溝をつくって、駐車スペースの下にパイプを通して雨水が流れるようにしてもらいました。溝にはウッドデッキにあう木材を煉瓦の大きさに切って、添え木に打ち付けた蓋をふたりでつくりました。家側には砂利を敷いてもらい、できあがってみると家のイメージにあっていて満足しています。

イエマガ：最初のうちに家の傾斜を考えて、排水管パイプを通しておくとは周到な計画ですね。排水の部分も植物も景観ととてもあっていますが、お庭の真ん中に植えられた一際目を引く立派な紅葉の木はどうされたのですか？

ご主人：造園会社の方がほかの家がいらないと言っているので抜いたんだけど、こんなに立派だからもったいないからお宅にどう？と言われて、ぜひくださいともらいました（笑）。

奥さま：これがわが家のシンボルツリーとなってくれました。

イエマガ：Ｏさんのお宅にはとってもかわいいシーズーのお母さんと娘ふたりが一緒に暮らしているんですが、この環境はペットにとっては最高ですね。

奥さま：庭を走り回ったり、ごろごろしたり、このあたりのきれいな景色を散歩したりして喜んでいると思います。一番年上の子が14歳なので、元気なうちに環境のいいところに連れてきて上げられてよかったと思います。