奥さま：工事中に仮住まいしていた家が目と鼻の先だったので、ほとんど毎日見に来ていましたね。現場を見て変更した部分も多いですよ。そういうところも融通が利くので助かりました。

Hさん：こちらは頼んでいないのに、棟梁が「和室の天井の柄が気に入らない」と言ってもっと良いものに変えていたり、「面白い木が手に入ったから」と玄関のニッチに取り付けられていたり、予算がなくてカーテンにするつもりだった義母の部屋の窓に、いつの間にか障子が取り付けられていたりしたことも（笑）。
それから、押し入れやクローゼットなどの収納スペースにはすべて内側の壁に杉板を張ってあるのですが、これも私たちは知らなくて、後から聞かされました。今では自慢できる部分のひとつです。

奥さま：収納に関しては、とにかく多めに作って欲しいと要望を出していたのですが、気づいたらあらゆるところに収納スペースがあって。おかげで、住み始めて4年近く経ちますが、収納が足りないということはありません。

Hさん：それだけいろいろやってもらっても、最初の見積もりの金額と最終的に払った金額はほとんど変わらないんですよ。本当に低コストで建てたと思いますね。