大矢さん：土地を決める前から、設計者と相談をしていました。最初に僕が住宅デザインソフトを使って作成した理想のプランを出して、それを元に設計者が修正を加えて。その時点で、だいたい7割くらい完成していたかな。

最初のプランでは、バス、サニタリーは1階にあったんですけど、どうしても広いリビングをつくりたかったので2階に移動させました。間取りで重視したのは、とにかくリビングとガレージの大きさ！　これだけは譲れなかった。

構造に関しては、当時「愛・地球博」の木造パビリオンも建てていた片桐銘木という会社に依頼して、「大断面集成金物工法」という特殊な工法を採用しました。

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