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家づくりの先輩たち「イエマガサポーター」に聞いた成功・失敗の体験談や口コミ情報。

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	最初のプランに肉付けしていく形で、私からもアイデアを出しました。情報収集にはインターネットや雑誌を使って、あとはひたすら設計者との話し合い。実際、主人と話し合うよりも設計者と話し合うことのほうが多かったかな（笑）。
	どんなことを話し合われたんですか？
	まずは、当時住んでいたマンションの不満点を全部並べ立てました。中古で購入してリフォームしたマンションだったのですが、住んでいるうちに不便に思う部分がいろいろ出てきていたので。
	無垢材の幅木にめちゃくちゃこだわってたよね。
	そう！　マンションをリフォームしたとき、ソフトビニールの変な色のものを使われてしまって、ずっと後悔していたんです。だから、今回は絶対に失敗したくなくて。「こんなに幅木にこだわる人も珍しい」って言われてしまいました（笑）。
	2006年の9月から工事が始まり、12月半ばに完成しましたが、その間一度ももめることはなかったですね。担当者が私たち夫婦と職人さんとの間に入って、うまく希望を伝えてくれたからだと思います。
	ご主人は、プランの内容に対して意見することはなかったんですか？
	特に……。彼女の方が家にいる時間が長いですし、「家に関しては女房の言うとおりにしておけ」という先輩の訓示を忠実に守っているんです（笑）。でも、この家にはとても満足していますよ。夜、仕事から帰ってきたとき「うちっていい家だよなあ」ってしみじみ思います。


	新居に移られてまだ3か月ですが、暮らしてみていかがですか。
	引っ越した当初は、やはり吹き抜けは寒いなあと感じたのですが、だんだん慣れてきたのか家自体が温まってきたのか、寒さを感じなくなりました。特殊な断熱材を使っているので、閉め切れば結構暖かいですよ。
	遮音効果もあるようで、大声で騒いでいても家の外には響いていないみたいですね。ご近所から「子供さんの声が聞こえませんね」と言われました。
	あとは、オール電化にしたので電気代が気になったのですが、意外とかかりません。むしろガス代がない分、安いかもしれませんね。
	困ることといえば、砂が目立つこと。白を基調にした家なので、窓の桟も白いものを選んだんですけど、思ったより砂が目立ちますね。
	どこでもパソコンを使えるように、LAN配線をもうちょっと工夫すれば良かったかな。コンセントもそうですが、電気関係はかなり早い段階で決めないといけなかったので、いろいろ悩んだり調べたりする時間がなかったんです。
	満足度のほうが圧倒的に高いみたいですね。
	そうですね。今の建築業者に出会えて、本当に運が良かったと思います。注文住宅は夢でしたが、現実には無理だと諦めていたんです。予算内でできる最高の家を提案してもらい、とても満足しています。でも、やっぱり家づくりは大変（笑）。しばらくはボーッとして幸せに浸りたいです。
	これまでは、家に対する執着がまったくなかったんです。ただ住めればいい、寝る場所が確保できればいい、みたいなところがあって。でも、この家を建てて考えが変わりました。マンション住まいのときは、なんとなくせかせかしていて、食後に家族で会話を楽しむなんてことはほとんどなかったんですが、今は自然にリビングでくつろいでいます。居心地のいい空間は落ち着くし、毎日ゆったりした気持ちで暮らせる。やはり環境は人を変えるんですね。

吹き抜け

トップライトにこだわった吹き抜け。雨天時にはセンサーが感知して窓が閉まる自動開閉式。

ニッチ

ニッチを作って照明をつけ、白い壁を温かみのあるコーナーに。

キッチン

キッチンのタイルもネットショップで購入。柄のあるタイルをアクセントに使いたかったのだとか。

キッチン

キッチンと勝手口との間に壁を設け、ストックルームに。普段は目隠しのロールスクリーンを下ろしているので、見た目にもすっきり。

断熱材

断熱材には、ハウスビルダーがすすめる現場発泡のウレタンフォーム「フォームライトSL」を採用。

完成したばかりのお宅とあって、床も壁も真新しく、白のテーマカラーがさらに新しさを引き立たせる素敵なお住まいでした。今回の新築購入だけでなく、その前の中古マンション購入とリフォームも、すべて奥さまが主導権を握って進められたのだと聞き、驚くばかり。そんな奥さまを信頼して温かく見守るご主人も、素敵だなあと感じました。信頼できる建築業者との出会いは、そんなご夫婦の人柄が引き寄せたご縁だったのかもしれません。（スタッフS）