家事に育児に仕事に……毎日忙しいお母さんのホンネとは? 「お母さんのひとりごと」は、一般公募で選ばれたお母さんたちによるリレーエッセイです。
上2人は年子で、現在は長女が小3、長男が小2。そして3歳の次女。
みんな、わんぱくで毎日バタバタしていますが、「元気がなりより!」と思い、最近はケンカしても、泣くまではそのままやらせちゃっています!
でも、長女と長男が生まれたばかりのころは、今とは全然違いました。
結婚して半年で長女ができ、もともと子供が大好きだった私は、すごく嬉しかったのですが、いざ子育てが始まると、わからないことだらけ。
当時住んでいた場所は実家からはほど遠く、まわりも知らない人ばかり。主人の帰りも遅く、頼りにしていたのは「育児書」でした。
でも、これが私には大失敗だったんです!
本に書いてある通りにならないと、「なんで、どうして?」「うちの子だけ、成長が遅いの?」といらぬことばかり考えてしまって……。おまけに、周りの雑音にも悩ませられ、「頑張ってるね〜」「大変だね〜」と言われると苦痛で苦痛で……。
そんな日々を過ごしていたら、長男を妊娠! もう、パニック寸前でした。
でも、ある日、主人の「頑張りすぎ! もう少し肩の力を抜かないと、自分が大変なだけだよ!」という言葉に、少しずつ肩の力を抜いて子育てできるようになってきました。
それからは、昼間、外へ出られる日はできるだけ公園や子育て支援センター、保育園、サークルなど、いろいろな所へ行ました。いろんな親子と接して「こんな子育ての仕方もあるんだ〜」と感じたり、保育士さんに話を聞いたり、聞いてもらったり。
子供がお昼寝している間に、夕食の準備をパパッと済ませて、寝不足の日は一緒に昼寝。子供が昼寝しないときや夜寝かせてからは、自分の時間を作るようにして、ストレス解消! だんだんと気分も晴れてきました。
その後、今の家に引っ越して、周りの環境もガラッと変わりました。近所には子供と同じくらいの年の子も多く、子供たちもだんだんと慣れてきて、今の元気いっぱいの3人になりました!!
私自身も、人の意見を素直に聞けるようになってきたかな〜。必死だったころは、人の意見に耳を傾けることすらできなかったし(情けない……)。
子供を育てながら、自分も子供や主人や周りの人に育てられてきたんだよね!
最近は、つくづくそれを実感しています。
これは、主人が昔、お義母さんとケンカしたときに、お義母さんから言われた言葉だそうですが、「自分がその年にならないと、その年の人の気持ちはわからない!」とのこと。
たしかに、結婚前、結婚後、主人と2人の生活、母親になってから、と少しずつ年を重ねてきていますが、その時その時で、考え方も気持ちも違うな〜って思いました。
たまに、子供たちにも「なんで、ママの気持ちがわからないの!」って言ってたりするし……。
その年の人の気持ちはわからないかもしれないけど、少しでも相手を思う気持ちがあれば、自然とそういう風に接することができると思うし、少しは感じ取れるかな?
まだまだ、未熟者のママですが、これからも明るく、元気に行きたいと思いま〜す。
今回のエッセイと同じタイトルで、ブログを公開中! よろしければ、遊びにきてくださ〜い!
http://blog.goo.ne.jp/mitiyo314_2006/
◆前回の執筆者からの質問
「子供の誕生日はどんな風に祝ってあげていますか?」への回答◆
特別なことはしていませんが、ふだんあまり外食に行かないので、誕生日が来た人に好きなお店を選ばせてあげます! あとは、誕生日プレゼントを買うくらいです。
ご主人との2人の時間、どのように過ごしていますか?
どれみ☆さん
34歳、愛知県在住。夫(38歳)、長女(9歳)、長男(7歳)、次女(3歳)との5人暮らし。趣味は、雑貨などの手作り・リメイク、ガーデニング、パソコン、デジカメ。「最近、上の2人は落ち着いてきたものの、次女はだんだん口が達者になり……。しばらくは専業主婦のつもりが、実家の仕事も手伝い始め、バタバタしながらも毎日楽しく子育てしています!」。