家の中に置いていても虫がつくことがありますよね。あれはどうしてですか。 | ||
買ってきた時点で、最初から土に卵が入っていることがあります。こういう場合は、いくら卵のうちに薬剤をまいても効果はありませんからね。 | ||
室内で売っているお店でも? | ||
それは関係ないです。売っている場所は室内でも、育てるときはたいてい外で育てますから。でも、山に生えている自然の木には、あまり虫がつかないでしょう。あれは、土が良くて木が健康だからなんですよ。木が健康だと、虫はつきにくいんです。 | ||
木が元気で、葉っぱがおいしいから虫がつくのかと思ってました。 | ||
逆ですね。木が弱ってくると、虫がつきやすくなるんです。予防するとすれば、日ごろから木の健康状態に気をつけることでしょうか。でも肥料のやりすぎはダメですよ。 たとえばHB-101などの活力剤を与えるのもいいと思います。活力剤は肥料と違って植物のビタミン剤のようなもので、天然成分なので与えすぎても大丈夫ですし、肥料と同時に与えても問題ありません。 活力剤を与えると、花がつきやすくなり、病気にかかりにくくなります。人間と一緒です。 植物は動かないからモノ扱いされることが多くて、枯れたら捨てられてしまいますけど、植物も生き物ですし、虫も生き物なんですよね。人も含めて、そういう食物連鎖の中で生きているわけですから、虫がつくのも当たり前ではあるんです。 |
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頭ではわかってるんですけど……やっぱり気持ち悪い。ガーデニングをされている方は平気な方が多いみたいですけど、慣れるんでしょうか。 | ||
多少は慣れますねぇ。でもまぁ気持ち悪いのは確かですね(笑)。 | ||
画像提供:身近な自然と季節 写真集 |