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ホームインテリア・収納 > 失敗しない収納プラン>第19回 重要な引っ越しの準備と搬入

物・間取り・動線から考える 失敗しない収納プラン
収納がたっぷりある家、散らからない家で暮らしたいと希望する人にとって、新築・リフォームはこの夢を実現する大きなチャンスです。あなたの家にとってどれぐらいのスペースが必要か、どこに配置すると片付けがしやすい間取りになるのか。最適なプランづくりを収納のプロ、「収納プランナー」の先生と一緒に考えていきたいと思います。
第18回 重要な引っ越しの準備と搬入・・・ とりあえず・・・の搬入がそのままに   引っ越しは最大のチャンス/引っ越し後はしまうだけ
とりあえず・・・の搬入がそのままに

私たちはお客さまが新居に引っ越すときのアシスト業務もしていますが、家族の物を全部移動する作業は大変な労力と時間を要します。

引っ越しの時に物を新居に入れるわけですが、その時にほぼ物の定位置が決まってしまいます。家族の物を片付けていく作業は大変で、早く終了しようとちゃんとした定位置を決めないまま「とりあえずしまっておこう」と物を収納してしまうのです。

その「とりあえず・・・」がずっとになってしまい、数年も開かずのダンボール箱となってしまうのです。

引っ越し作業 = 物の位置の決定

また、引っ越し業者任せのサービスを頼む方もいますが、ちゃんとした指示のもと物を収納してもらえば良いのですが、まったく関知せずお任せコースになってしまうと、数週間、数か月経って行くうちに「物がどこにあるか分からない」「収納場所が生活に合っていない」「しまうのが面倒」など散らかる原因になってしまいます。

引っ越しは最大のチャンス

私たちはお客さまに引っ越すときが最大のチャンスと言います。

スムーズな引っ越しと片付いた住まいを実現するためには、引っ越し前から引っ越し後までの計画が大事になってくるのです。

お客さまによっては、引っ越し後にたくさんの要らない物を処分される人が居ますが、新居には要らない物を持ち込まないと決め、引っ越し前に物の見直しを充分に行って下さい。

それと梱包を始める前に必ず行わなくてはいけない事は、新居の収納プランつくりです。新居の図面をコピーして部屋ごと、収納場所ごとに何を入れるかを決めていきます。

平岡 さなえ さん

広島県生まれ。2006年6月「Sanae's Design株式会社」設立。片付かないと悩む各家庭に出向き「収納アシストサービス」を行う。また、整理収納だけにとどまらず住空間プロデュース、住宅メーカーの収納計画提案研修、講演会なども手がける。2009年6月「一般社団法人日本収納プランナー協会」を設立し、現在、住空間収納プランナーの育成に力を入れている。
著書『間取りでわかる“収納診断”』(主婦の友社発行)『さなえの30秒整理収納術Q&A』(セルバ出版 )。

この連載のバックナンバー
この連載では、持ち物の確認、ライフスタイルの見直しなど収納プランを立てる前に行うことと、実際にスペースごとにプランを立てて、動線や収納量の最終チェックまで行うプラニング方法を解説していきます。
荷物設置場所決定手順
新居の間取り図
新居の間取り図

各階にある収納場所に何を入れると一番家事動線が取りやすいかを考えます。

お雛様やクリスマス用品などの季節飾り、扇風機やヒーターなどの季節用品、子供や家族の思い出の品、レジャー用品やスポーツ用品など、比較的大きな物から最初に場所を決めていきます。

 
間取り図に物を振り分ける
持ち物リストと間取り図
持ち物リストと間取り図

次に食品や、生活のストック用品です。それらの物は使用する物の近くに配置していきます。

後は部屋ごとにどれくらいの物の量があるかを確認します。 これらのプランつくりが引っ越し後にスムーズな片付け作業とスッキリとした住まいを手に入れるための流れになります。

引っ越しは最大のチャンス

新居の図面に番号を振り、梱包のダンボールに置く場所の番号を書いていきます。細かく分ければそれだけ片付け作業は楽になります。

引っ越し当日は目に付きやすい場所に番号の書いてある図面を貼り、家族にも引っ越し業者にもどの部屋にどのダンボールを置けばいいのかわかるようにします。
引っ越しが終われば、計画通り収納場所に物をしまって行くだけになります。

 
番号で段ボールを振り分ける
荷物の番号をふる
収納場所の計画
決められた置き場所

プランを立てないまま引っ越してしまうと、全部の物を収納するのに時間が掛かってしまい、物の定位置が決まらずとりあえず突っ込んでしまうことになりかねません。

プランを立てるのに多少の時間が掛かりますが、片付く住まいを手に入れるためには欠かせない作業です。

 

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2012年3月14日
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