新築を建てるまでは、生活する上で物の管理をしながら暮らしてきたという方は多いでしょう。特に転勤をされる方は、引越するたびに家中の物に目を通し梱包作業をするので、ある程度「物のダイエット」をするでしょう。 しかし、家を建ててしまうと、それまで気を付けながら生活をしていたはずなのに、何年、何十年も暮らしていくうちに物が溢れかえってきます。
理想は、何年経ってもスッキリとした空間で生活できることではないでしょうか。そのために、心がけていくことを考えてみましょう。
普段の生活の中で頭に入れて生活していただきたいのが、要らない物を家の中に持ち込まないことです。
本当に欲しい物であれば使うのですが、ほとんどの物は必要なく、そうかと言って捨てるのはもったいないと数年取っている人が多いのです。
また、旅行に行くとアメニティー用品を持って帰る人がいます。収納相談のお客様の家に行くと、数年前に行ったホテルの歯ブラシやシャンプー、ヘアーカバーなどが、洗面室の引き出しの中にギッシリ入っている事があります。最初は使おうと思って持って帰ってはみた物の、一旦引き出しに入れてしまうと存在すら忘れてしまいます。
このように本当に要る物ではなく、「なんとなく・・・」で家の中に持ち込んでいると、本来必要な物を探すのが見つけにくくなってしまいます。要らない物を家の中に持ち込まない努力をすれば、物が増えていく速度が遅くなります。
常に「要らない物は家の中に持ち込まない!」と思いながら生活を送る事を心がけましょう。