ホーム > インテリア・収納 > 失敗しない収納プラン「もくじ」 >第3回 作り手に伝えたいライフスタイル |
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家を建てる際、ライフスタイルがとても大事になってきます。しかしながらライフスタイルとはなにかを考えてみると、意外にわからないという方が多いのです。一般的にライフスタイルとは、「個々の生活様式や生き方」を指します。 今回は、収納計画を立てるときに必要な「物に関わるライフスタイル」や動線を検証していきましょう。ここでも、前回お話した、家の中に必要な物がどのような物でどれだけあるかが重要になってきます。ライフスタイルが個々によって違いがあるため、持っている物も自ずと変わってくるからです。 収納プランナー養成講座でも、ライフスタイルチェックシートを渡しています。そのシートには質問事項が136項目あり、それに記入すると収納に関してのライフスタイルや動線がわかるようになっています。 最後に抜粋したものを付けていますので、ご自分のライフスタイルをチェックしてみて下さい。 収納に関わるライフスタイルとは、どのようなものか、いくつか挙げてみましょう。 大きくなれば子供部屋で勉強するというお宅が多いのですが、小学校の間はダイニングでする、リビングでする等、家庭によって違います。ダイニングやリビングで勉強をする場合には、勉強用の道具などがあると便利です。 宿題だけするのか、それとも学校の道具一式リビングやダイニングに置いておくのかによっても収納空間が変わってきます。 昔は三面鏡が和室や寝室にあり、お母さんはそこでお化粧をしたりしていましたが、現在では昔のスタイルをとっている人もいれば、洗面化粧台でする人、またはリビングでする人まで様々です。 家族の下着置き場もそれぞれで、各部屋(寝室や子供部屋)に置く場合や、洗面脱衣室にまとめて置く場合があります。子供が小さい間はリビングに置く方も少なくありません。 その場合は子供が小さいうちだけなので可変性を持たせて収納空間を考えなければいけないのですが、上のお子さんから下のお子さんまでの年数を考えると10年近くリビングに下着や子供服を置く場合もあるので、先を見越しての収納計画を立てなければ片付かなくなってきます。 このように細かく考えていけば、ライフスタイルは家族によって、また個人によって異なってきます。 また、物の置き場所によって動線が変わってくるので、朝起きてから寝るまでの動線を図面上で描いてみて下さい。 ライフスタイルと動線を掛け合わせて収納空間を作ることで、片付けやすい住まいづくりを実現する事ができます。 家族のライフスタイルをご自身で把握し、作り手側に知らせることはとても重要です。ライフスタイルと間取りが合っていなければ家族のライフスタイル事体に影響し、生活しにくく片付かない空間になってしまいます。 家族のライフスタイルをしっかり把握し、個々に合った間取りと収納計画を立てていきましょう。 |
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