道田 聖子
スウェーデン人のパートナーと住まいとインテリアのデザイン会社「Aj! design(アイ!デザイン)」を経営する。毎年、夏にはスウェーデンのアネヒルのコテージで過ごす。著書に『自然のなかのやさしいデザインたち』『北欧のなつかしいモノ暮らし』(共にインターシフト発行)。
今年の夏も夫のスウェーデンへの里帰りに同行しました。フィンランド経由で乗り換えし、スウェーデンのヨテボリー空港に着いてからそのまま車をレンタルし、田舎の森の家まで約3時間のドライブ、というのが定番コース。
しかし、年々歳を重ねて、長旅に少々疲れ気味の私たちは、今回から田舎の家に行く前に1泊休憩、ヨテボリー空港の目の前にある『ヨテボリーエアポートホテル』に泊まることにしました。
正直、あまり期待していなかったホテルです。まず立地が、飛行場の前。うるさいかな?殺風景なビジネスホテルって感じなのかな?と、勝手にネガティブなイメージを持っていたのです。ところが、一歩中に入るとやはりそこはスウェーデンでした!
ゴージャスでもなく、簡素でもなく、ただひたすら心地良い空間の中に、スウェーデンらしい色使いのインテリア、もうすでに「おかえりなさい」と迎え入れられた気分です。この立地からして、宿泊客は旅の途中であることがことが多く、少しでもホーム的なリラックス感を味わってほしい、という願いが読み取れます。
訪れる誰もが普段通りにストレスなく過ごせる、というのは、スウェーデンの公共の建物に共通した特徴だと思いますが、やはりこのホテルにもそのようなコンセプトを感じました。
心配していた飛行機発着時の音も、ホテル内にいれば全く気づかない建物の構造で、ぐっすりと眠ることができましたし、朝食の焼きたてのパンや、地元産の蜂蜜やジャムもおいしく、旅の疲れからすっかり解放された気分でした。 もちろん、来年もまたお世話になるつもりです!
イエマガで人気のキーワード 間取り:「間取り」のもくじ >> 太陽光発電:太陽光発電のある家 >> |
キッチン:わが家のキッチンプラン >> |
土地探し:土地探しの10のコツ >> 地盤改良:調査と口コミ >> 業者選び:業者との出会い >> 構造・建材:耐震ワンポイント講座 >> |
マンガ:おうち大好き >> お役立ち:家づくりノート >> |
|||||