道田 聖子
スウェーデン人のパートナーと住まいとインテリアのデザイン会社「Aj! design(アイ!デザイン)」を経営する。毎年、夏にはスウェーデンのアネヒルのコテージで過ごす。著書に『自然のなかのやさしいデザインたち』『北欧のなつかしいモノ暮らし』(共にインターシフト発行)。
ある夏の日スウェーデンの南へ、海沿いのドライブしてきました。湖の街とは少し違う雰囲気の海沿いのエリア。そこは小さな漁師村。スウェーデンの夏の海老はちょうどシーズンのピークを迎え、そこではフレッシュな海老を食べることができると聞いていたのです。
着いた先は、tanumという場所でした。そこは巨大な岩の小さな村。スウェーデンの他の場所ではあまり見たことのない様子の村に、私は大興奮!そこに森はありません。
長い時間をかけて緩やかに削り取られた乾いた岩場の間に、所狭しと家々が立ち並んでいる、とっても不思議な光景です。まるでスウェーデンではないみたい!?
しかも、家の外壁は伝統的な赤色よりも、白かクリーム色が圧倒的に多いというのも他のエリアとは違っています。やはり、スウェーデンの人にとっても珍しいのか、この日小さな村は国内のあちこちからやって来た夏休みの観光客で賑わっていました。
さて、私と夫はお目当の海老のレストランへ。波止場の側の目の前が海というロケーションに建っているのは、小さな赤い小屋。メニューは、潔くボールに盛られた海老のみ!というシンプルさ。実はスウェーデンの人たちは、海老が大好き。
けれども森の暮らしでは、スーパーの冷凍物か、週に1回海沿いの村からワゴンでやって来る魚屋さんからしか買うことができません。けれども、ここではもちろん、新鮮な海老をいただくことができるのです!
レストラン小屋のデッキに出て、海に浮かぶ白い帆のヨットを眺めながら、海老がたっぷり盛られたボールを前に、ライトビールで乾杯!最高の夏の思い出です。
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