道田 聖子
スウェーデン人のパートナーと住まいとインテリアのデザイン会社「"Aj! design(アイ!デザイン)」を経営する。毎年、夏にはスウェーデンのアネヒルのコテージで過ごす。著書に『自然のなかのやさしいデザインたち』『北欧のなつかしいモノ暮らし』(共にインターシフト発行)。
夏休み、私たちが毎年続けてきたスウェーデンの里帰りの旅。自宅の兵庫県からスウェーデンのアネヒル到着まで一体どのくらいの時間がかかるのでしょう?
まず、関西空港からフィンランドのヘルシンキまでおよそ9時間。そこから乗り継ぎし、スウェーデンのヨーテボリ空港まで約3時間。そして、レンタカーで北上すること約3時間。
空港までの移動や、それぞれの乗り継ぎなどの間や、保安検査や荷物チェック、車の手続きの時間など、そういったことも合わせると、ほぼ丸1日の長旅です。
そのようにしてようやくたどり着くアネヒルは、毎年何も変わらずいつもの姿で私たちを迎えてくれます。庭の木々も周りの森も、絵本の静かな1ページのように、何もかも美しく優しいのです。
アネヒルに到着した安堵感と旅の疲れで、その夜はベットへ泥のように倒れこみ、眠りの底に引きずり込まれます。それは、日本にいるときには体験しないような深い深い眠りです。
翌朝の楽しみは、スウェーデンでの夏休み最初の日の朝ごはんです。 材料は、夫のママが買って冷蔵庫に入れておいてくれています。
ハムに卵に、ヨーグルト、チーズ、そしてパンとコーヒー、紅茶。シンプルな朝ごはんですが、育った素材の環境や種類が違うために、すべてはスウェーデンでしか食べられない味なのです。
夫と二人で準備をして、次の時間を気にせずゆったりと食べる朝食。心も体もゆるゆると解けて、アネヒルでの夏休みの始まりです。
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