若い人たちのように、予算にゆとりがない場合は、安いもので工夫してコーディネートし、値段以上にいかに素敵な空間を演出するか、ということに知恵を絞ります。それは、いわば感性や想像力を磨く時間です。そして、たとえば、SVENSSONS I LAMMHULTに置いてあるようなクオリティーの高い家具は、ちょっと先の夢を見る気分で眺めるのです。
いつかこんなソファをリビングに置きたいなあ、と自分の将来の理想のインテリア像を描きながら、本物の家具にもきちんと触れて、安い家具との質の違いもしっかり理解することは、インテリアの上級者になるための入り口です。