スウェーデンの森の家で滞在している間の楽しみの一つが、隣町の金曜日のマーケットです。森の家周辺にはお店がないので、週に一度町に出て食材の買い出しをします。

もちろんスーパーもありますが、町の真ん中の広場で毎週開催されているマーケットに並ぶ食材は、近くの農場から生産者が運んでくるので、新鮮そのもの！なので、断然ここで買うことが多いのです。

小さな町のマーケットは、そこに住んでいる人々のコミュニケーションの場所でもあります。久しぶりのご近所さんや知り合いに出会うこともあるので、

あちこちで立ち話が繰り広げられています。毎週通えば、自分のお気に入りの店もできて「この間いただいた野菜はおいしかったわ」「今日はこれがお勧めだよ」と、店主との会話も弾みます。

マーケットには野菜以外にも、焼きたてのパンや、地元で作っているソーセージ、自家製のジャム、チーズ、蜂蜜、新鮮な卵など、美味しいものがずらりと並んでいるので、食べ物の誘惑に弱い私は、グルグル何週もして、つい２人では食べきれないほどの量を買ってしまうこともしばしばです。

食材以外にも、小さな蚤の市とか、革小物の店、服屋さん、お花屋さんも間にちらほら混ざっています。そんなところに、のんびり寄り道をしながら予期していない素敵なものとの出会いにときめくのも、マーケットの楽しさです。