収納プランニング-イエマガ

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	部屋毎に収納スペースをモノの量を確認せずに作って、きれいにすべてしまうにはよほどの工夫やアイテムが必要。それでも入りきらない、片付けに時間がかかるということになりかねません。そうならないために、すべての持ちモノを書きだして考えましょう。日々の生活で使うモノの収納には、次のような分類の基準があります。１．どこで（決まった場所で使うか、どこかに持ち出すのか）２．だれが３．どれだけ（使用頻度）４．どれだけの量があるのか５．同時に使用するモノ６．増える可能性も検討これらを分類するとすべて収まるプランができるという以外に、次のような利点もあります。

・処分するべきものが分かる
・モノにあった環境がつくれる（通気性・冷暗など）
・あまり使わない収納スペースなどがなくなる
・衣類などの個人差が分かり部屋毎に詳細なプランができる
・建築のプロに相談するときに便利
・引っ越しの際に新しい間取りに合わせて分類し箱詰めできる etc..

間取り上の主な場所
□家の外
□玄関
□廊下
□リビング
□ダイニング
□キッチン
□洗面室
□トイレ
□寝室
□子供部屋
□床下
□和室


	分類の例を挙げます。まず持ち物を家族それぞれどこで使うどこに要るものか書き出し、それを基に収納スペースをサイズと中での並べ方を決めます。下記は外や玄関のものをすべて玄関収納にまとめるためのリストです。

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イエマガサポーターに聞きました（1）回答者数：135人
どちらのタイプの収納がいい？
まとまった大きい収納場所をつくる　25人
各部屋やテーマごとに必要なサイズの収納スペースをつくる　110人

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イエマガサポーターに聞きました（2）
欲しい収納はどっち？
家事重視の収納（家事を主にする人が収納全般を請け負う）32人
個人重視の収納（持ち主や使う人が責任を持って収納）103人


	家族が集うリビング・ダイニングはそれぞれが、必要なモノを持ち込んで、すぐに散らかってしまう空間でもあります。また趣味のモノも置きたくなるスペースです。これらをすべて収納し、きれいに保つためにはどのような収納方法が向いているのかお聞きしました。

「最近の要望で多いものはリビング・ダイニングで使うモノ、細々とした紙類、CD、DVD、本、おもちゃなどなどをまとめて収納したいという要望です。これらをきれいにするために、収納量と部屋のサイズに合わせて壁面収納を選ばれる方が増えています。

システム収納は、扉のデザイン性も豊富なモノが多く、またサイズ、仕切り、扉の有無などオプションがたくさんあります。しまうものとその量をきちんと把握してプランニングで“ココに”“コレ”を入れる、とはっきり決めておくことが大切です。そうすることで不要なモノを持ち込むことが減り、必要なものだけを収納するようになります。

これは衣類のクローゼットについても同じことが言えます。上の方に棚とポールだけが通ったクローゼットもたくさんありますが、丈の長い衣類が少ない場合、下が空いたままになりますので、下にも収納するモノを決めて、それにあった棚や引き出し式の棚を取り付けるときれいに収納できます。


この点で最近のおすすめはスウェーデン発大型家具店“イケア”の衣類用壁面収納です。お値段もリーズナブルで靴やセーター類などをきれいに収納できるようなアクセサリーが豊富に別売りされ、自分で自由に組み合わせて衣類をトータルで管理できます」