間取りの南側…日当たりのいい場所にはリビングを置く。そうするとどうしても北側の日当たりの悪い位置が寝室になってしまいます。
特にマンションでは、このような間取りの取り方をされているケースが多い。

このような事情から、寝室の結露を体験されている人が多く、その中でも「カビが生えて困る」という人が７割をこえているそうです（INAX社調べ）。

エコカラットは、湿気をコントロールする１mmの百万分の１の微細な孔が珪藻土よりはるかに多くあります。
この孔で室内の湿度が高くなると湿気を吸収し、湿度が低くなると湿気を放出し、室内の快適湿度（40〜70％）に保とうとします。
この特性により、結露発生やカビやダニが好む高湿度を抑制し、発生を軽減します。

次に、タイルで壁のデザインを自由自在に楽しまれた実例をご紹介します。

リビングには、奥行を広く感じさせる横のラインを、白いエコカラットのタイルで表現（写真下）。はっきりした色分けで、モダンなイメージになります。

壁紙の上からも張れるという特性を生かして、設置したい一室に、好きな模様を「アート」するという人も。市松模様、ストライプ、チェック柄等、アーティスティックに楽しめます（写真右）。

また、目にやさしい木材に近い光の反射率をもっています。窓辺に張れば、光のまぶしさが抑えられます。

デザインを考える時には、部屋の広さを考慮して、張る面積を考えます。
効果を期待できる目安として、およそ部屋の壁1面程度です（※気象条件や住まい方によって違ってきます。詳しくはINAX社のホームページ、またはカタログをご覧ください）。

使用面積・デザインが自由に決められる素材、エコカラット。「土」の持つ機能を知り、「土」でできた建材を予算に合わせて取り入れたいと考えている人にとって魅力的な建材です。