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ichigo(草g 直子) さん
元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。
HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:http://pokapoka-biyori.blog.jp/
現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。
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みなさん、階段下収納をうまく使えていますか? 前回は収納設計のお話をしましたので、今回は実際の使い方についてです。
天井が低かったり、奥に細長くすぼんでいたりと、使いにくいというお声が多い階段下収納ですが、実はたったひとつのポイントで使いやすくなるんです!
いきなりですが、そのたったひとつのポイントとは…
「通路をつくること」
これに尽きます。
前回お伝えしたわが家のような天井が低く横に向かって、すぼんでいくタイプと、一番背の高い部分の壁が扉になっていて奥に向かってすぼんでいるタイプ、どちらのタイプの階段下収納であっても、通路をつくることが階段下収納をうまく使いこなすポイントになります。
床全面を全部使って奥から無計画に詰め込むのではなく、しっかり通路を確保した上で、頻繁に出し入れするもの、出し入れの頻度が低いものに分けて、片側(または直角)に寄せてものを配置します。
住宅の階段の幅は75p以上と決められていますので、その下を利用した収納も、それに準じたものになります。
押し入れなどもそうですが、このような奥行のある収納庫は手前と奥で区切ると使いやすくなります。
例えば、わが家の場合、階段下収納の奥行は86p。 階段の踏み板の幅が81pですが、左右の巾木分、約5pほど収納内部のほうが広くなっています。
その86pの奥行に対して、奥側にラック(奥行41p)を配置して、手前は通路として45p確保しています。ちょうど一人の肩幅分といったところです。
では、わが家の使い方をご紹介します。
玄関入ってすぐのところにあるわが家の階段下収納は、
暮らしのスペース(リビングやキッチン、寝室など)に余計なものを持ち込まない
というのが一番の役割になります。
具体的には、ポストに入っているチラシやDM、届いた段ボールなどを届いたその場ですぐに処理してしまうこと。
一番出し入れしやすい、扉を開けた正面のところに側面から15pほど離してラックを配置し、段ボール置き場を確保。その隣には新聞ラックを置いています。
一度リビングなどに入れてしまうと、ついつい処理のタイミングを逃しがちなチラシや梱包資材は、玄関近くに処理に必要な道具と置き場所をつくるだけで、ゴミ出しまでの流れをつくることができます。
その他、正面のラックには出し入れの頻度が高いもの、
□ トイレットペーパーのストック
□ 収納用品(余り)
□ インテリア雑貨
□ ガーデニング雑貨
□ 大きい工具類
などがボックスや引き出しに入っています。
では、奥側はというと、奥の側面にコの字の棚を配置して、普段あまり出し入れしないものを仕舞っています。
□ 小型季節家電(洗面室用のファンやヒーター)
□ 蛍光灯ストック
□ 紙袋/包装紙
□ 額類
□ 掃除用品(年1程度使うもの)
□ 防寒具
□ 住宅部品(建築時につけなかった手すりなど)
などです。
また、前回の「つけておけば良かった!」の中で触れた人感センサー付きのLEDライト(無印良品で購入。現在販売中のものは仕様変更されています)は、手前の壁につけたフックに吊り下がってます。
形がいびつで、使いづらい階段下収納ですが、空間をしっかりと区切ると使いやすくなります。ぜひお役立てください。
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