家づくりの先輩たち「イエマガサポーター」に聞いた成功・失敗の体験談や口コミ情報。
外構の弊や駐車場、花壇など自分でプランする方法をご紹介。>>
基本的なデザイン技術と庭づくりのポイントをガーデニングのプロに聞きました。>>
家のシンボルとなる木を植えませんか?人気のシンボルツリーとその特長を解説。>>
丁畑仁美
兵庫県西宮市にあるガーデン工事から花の販売まで行う中野農園のガーデンショップ「Orange Berry(オレンジベリー)」の店長。
店内では植物の販売に、庭や玄関に飾るオリジナルの寄せ植えを作成。また、植え方、育て方などの相談に答える。人気のハンギングバスケットの講習会も園内にて開催
・エクステリアプランナー
・造園施工管理技師
・ハンギングバスケットマスター
HP http://orangeberry.net/
http://www.facebook.com/
orangeberry8783
クリスマスとお正月は年末年始の一大イベント。クリスマスが終わると一気にお正月モードに突入です。慌ただしい年末がやってきました。
前回クリスマスに飾るスワッグのつくり方をお伝えしましたが、当店でもスワッグ&リースは好評で、手づくりスワッグのワークショップにも多数ご参加いただき、みなさんできあがったスワッグを手に、ニコニコ嬉しそうでした。
ワークショップ開催日がクリスマスの一週間前だったので、せっかくつくったのに一週間じゃもったいない!ということで、スワッグをお正月飾りに変身させる【変身アイテム】を一緒にご用意。みなさん思い思いのアイテムを楽しそうに選んで持ち帰られました。
そこで、イエマガ読者の方々にも前回のスワッグをお正月飾りにささっ!と変身させる【変身アイテム】をご紹介したいと思います。
お正月飾りとは、新しい年の福をもたらす歳神様を家にお迎えするため、歳神様がわかりやすいように目印に飾るといわれています。『この家は清められ、歳神様をお迎えする準備ができています』というサインです。
お正月飾りの門松、注連縄には、あしらわれている植物や果物などは縁起物といってそれぞれ意味があります。
縁起の良い植物といえば、松竹梅を思い浮かべられるでしょう。松・竹・梅は【歳寒三友】といわれ、冬の寒い季節に友とすべき三つ植物を指しています。
松は常緑樹で一年中青いため【永遠の命】の象徴です。スワッグで使ったモミやトウヒの【エバーグリーン】永遠の愛、と同じ意味合いですよね。
竹も葉を落とさず青々として、真っすぐに成長する姿から【誠実】や【強い志】などの象徴です。 梅は早春に他の花より先駆けて咲くため、【出世】【開運】の象徴です。また、香りが良いことと、歳神様の降臨する神木であることから縁起の良いものとされています。
注連縄にはウラジロ・橙・ゆずり葉などがあしらわれます。
ウラジロは左右に二枚の葉が広がることから【夫婦円満】と、葉の裏が白いことから【清らかな心】を表します。
橙は一度実ると何年も落果しないので、一つの木に何代もの橙が実っていることがあります。【代々の繁栄】を祈ってダイダイを飾ります。
ゆずり葉は、新しい葉が伸びた後、古い葉が黄色くなって落葉する様子が次の世代へ【譲る】ことを連想させるため、【親から子への世代交代】の祈願が込められています。
椿は冬でも葉が落ちない常緑樹で艶のある葉が繁栄の象徴と考えられ、寒い時期に花を咲かせる梅と同様、縁起の良い花とされています。
紅白の水引を結ぶのは、赤い紐には【魔除け】、白い紐には【清浄】という意味があり、祈りを込めて【結ぶ】のだそうです。クリスマスリースのリボンと同じですね。最近では金、銀他カラーバリエーションが増えて、いろんなアレンジが楽しめます。
餅花は本来、小正月(1月15日)の飾りで、一年間の五穀豊穣を願う縁起の良い飾り物です。紅白や色とりどりの餅を小さく丸めて柳の枝などに付けて飾ります。華やかで可愛らしいので使ってみました。
獅子舞はお正月行事や晴れの日に舞われ、幸せを招くと共に厄病退治や魔除けの意味もあります。獅子舞の獅子に頭をかまれると、その年は無病息災で元気に過ごせるという言い伝えがあるそうです。こちらも可愛いので付けてみました。
こうして見てみると、西洋と東洋で使用する植物や果物に違いはありますが、飾りに込められた願いや祈りは同じなんだなーと感じました。
スワッグのリボンやポインセチアをお正月の縁起物に代えて、素敵なお正月飾りに変身させてみてください。
イエマガで人気のキーワード 間取り:「間取り」のもくじ >> 太陽光発電:太陽光発電のある家 >> |
キッチン:わが家のキッチンプラン >> |
土地探し:土地探しの10のコツ >> 地盤改良:調査と口コミ >> 業者選び:業者との出会い >> 構造・建材:耐震ワンポイント講座 >> |
マンガ:おうち大好き >> お役立ち:家づくりノート >> |
|||||