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丁畑仁美
兵庫県西宮市にあるガーデン工事から花の販売まで行う中野農園のガーデンショップ「Orange Berry(オレンジベリー)」の店長。
店内では植物の販売に、庭や玄関に飾るオリジナルの寄せ植えを作成。また、植え方、育て方などの相談に答える。人気のハンギングバスケットの講習会も園内にて開催
・エクステリアプランナー
・造園施工管理技師
・ハンギングバスケットマスター
HP http://orangeberry.net/
http://www.facebook.com/
orangeberry8783
5月中旬、標高200mにある当店のRose Garden「TERRACE」のバラたちも、少し遅れて咲き始めました。苗木を植え付けてから1年数ヶ月、2回目の5月を迎えます。
成長記録Vol.4で「つるバラの冬の誘引作業」を「TERRACE」のバラをモデルにお話しましたが、その後どんなふうに成長し、花の咲き方やコンパニオンプランツはどうなっているのか、ご一緒に散策気分でご覧いただけたらと思います。
最初の計画通り、【ブルームーン】から続く花壇Aはピンクとパープルがうまく調和して、とてもラブリーな雰囲気になりました。みなさんここで立ち止まって『まぁ!可愛い!』と言ってくださいます。
【ポールノエル】は見事な成長をみせて、花壇Aのほぼ中央に植えたのですが南側は、ブルームーンを超えて誘引しているフェンスの一番端まで。
北側は【ピエールドゥロンサール】を超えて温室まで伸びました。中輪のポールノエルが 他のバラを引き立てるように花壇Aを縁取ってくれているようです。
足元のコンパニオンプランツは、昨年の今頃植えたハイブリッドペチュニアの白・パープル・ピンクが、それぞれひと株づつですが大きく成長していい感じに交じり合っています。
高い方のアーチは向かって左側の【ニュードーン】が予想より早く、柱の一番上まで届きました。アーチにまで届く勢いです。
右側に植えた【リバプールエコー】は元々ここにあった大きなケヤキの緑陰のため、ゆっくりですが花付きはバツグンです。
後で調べて分かったのですが、ニュードーンは日陰に強いようで、左右反対に植えればよかったと少し後悔。植栽計画を立てる時は、冬に落葉していてうっかりしてしまいますが、春からは日陰になることも考慮して計画しましょう(いつも私が言っているのにお恥ずかしい…) 。
高い方のアーチをくぐって左手の花壇Bには低いアーチに手前から深紅の【アンクルウォルター】、奥からはカップ咲きの【アンジェラ】どちらも優秀で、ほぼアーチの中央で合流しました。来年はふたつが交ざりあって濃い〜感じのアーチになると思われます。
どちらかというと私は優しい色合いが好みなのですが、道路からもよく見える場所で、インパクトもあって、この組み合わせは有りだったかなと自分を慰めています。
花壇Bの縁取りに誘引した小輪の【夢乙女】も咲き始めました。昨年植えたオルラヤホワイトレースのこぼれ種が、あちらこちらに咲いて低いアーチの足元を優雅に演出してくれています。
当初、花壇C には花嫁を連想させる優しいピンクの【ブライダルピンク】に合わせ、白のばらを植え足す予定でしたが、ここもケヤキの緑陰で半日陰のため、アナベルに変更しました。
純白のクリスマスローズが咲き終わると、アナベルが白を担当してくれるはずです。今年のブライダルピンクは見事に魅せてくれています。
Rose Garden「TERRACE」の一番奥にあたる花壇Dは表通りから目を引くように、イエロー・オレンジ系のビタミンカラーで計画しました。
コンパニオンプランツとして空色のクレマチス【白馬】がばらより一足早く咲き始めました。 植え付けた昨年とは見違えるほど、花芽をいっぱいに付けて見応え充分です。
向かって右に植えた【ゴールドバニー】は冬の誘引で中央に枝を伸ばし、左に植えた【サハラ'98】は左右に枝を振り分けました。
中央に植えた【ロイヤルサンセット】はやや右側に大きく枝を取り回したので右寄りに良く咲いています。クレマチスの淡いブルーとよく調和して想定以上に良い壁になってきました。
来年が楽しみな花壇です。こちらの足元にもオルラヤのこぼれ種がたくさん咲いています。
ウッドデッキの上の屋根部分をばらで覆い尽くす計画がこんなにも早く進むとは、嬉しい誤算です。ただのウッドデッキを「TERRACE」と呼べるようにしたいという願いを込めて名付けましたが、2年目にして風格が出てきた感じです。
【ヒマラヤンムスクランブラー】は、表通りから見えるほとんどの屋根を覆うように伸びてくれました。
唯一ここに元から植えられていた【Dr.ヒューイ】も横張り性のバラと思っていましたが、縦方向にもよく伸びて屋根に届きました。
ヒマラヤンムスクの淡い桜色にクリムソンレッドのDr.ヒューイがアクセントになってくれるので、よく伸びたつるを1本デッキ正面の横木の下に誘引しておきました。それが想定以上の可愛さを披露してくれて、訪れる方たちを一層楽しませてくれています。
デッキ奥の柱2本にそれぞれ植えた【ドロシーパーキンス】と【ホワイトドロシー】は遅咲きのため、蕾が膨らみかけて今か今かと待ち焦がれている日々です。
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