ちょっと地味なテーマですが、今回はコンセントについて考えます。家づくりの見落としがちなことのひとつとして、常に話題となるコンセント。イエマガ内にもたくさん失敗・成功談が掲載されています。(バックナンバーはこちら)。 マイ子さん、家の中でコンセントがたこ足配線になっているところはありませんか? あります!大きな電源タップを使ってるところに、長さが足りなくて、延長コードを使っているところも。特にリビングです。コンセント付近を掃除するのも大変ですよ。 わが家もです。テレビの後ろ、パソコンやプリンターあたりのコンセントを見ると嫌になります。コンセントは多めにつけるぞ!と思っていましたが、体験談を読んでいると家電に足りるように数だけ注意すればいいのではないようです…。 まずは「数」の問題からみていきましょう。やはりリビングに問題が集中しています。 “テレビを置く所は、ブルーレイ、電話、パソコンと電化製品が集中しています。 季節によっては、扇風機やヒーターまでその近くに置きます。 足りなかったので、1カ所コンセントを後から増設しました。 家の中を便利にしようと思うと、電化製品は想像以上に多くなりますし、 集中するものだとわかりました。(愛媛県・efさん・女性)” “居間のテレビスペース。ハウスメーカー推奨より多くした(8口)のですが、
テレビにかかわる機器のため結局タコ足になっています。(北海道・住人10色さん・男性)” テレビ、ブルーレイ、電話、空気清浄機、スタンドライト、扇風機(サーキュレーター)、たまに加湿器、スマホの充電器。わ、もう8口。パソコン類を遣う人なら、もう8口必要になりそうですね。 リビングの次に数の問題で多かったのはキッチンです。 “テレビ周りは4口にしたのですが、それでも足らずに6口スイッチコンセントを買って使っています。もっと増やしておくべきでした。
またキッチン周りも何かとコンセントが必要ですが4口では足らなかったので、もっと増やしておけばよかったと思っています。
(岐阜県・ainoさん・女性)” “キッチン立ち上がりの部分につけたコンセントは大活躍間違いなしです。 また、キッチン背面の造作棚のレンジや炊飯器を使う予定のコンセントは待機電力カットするためにスイッチもつけてもらいました。
(佐賀県・cotaさん・女性)” ミキサー、電気湯沸かしポット、コーヒーメーカー、カウンターで使うもの、いろいろありますね。 コンセントの数だけでなくカウンターの上など、延長コード無しで遣えるような場所を探さないといけないですね。コードすべてが丸見えで残念…というご意見も見つけましたよ。 “建築完成後、薄型TVの低価格化で予定していなかった書棚に組み込んだが、 アンテナと電源コンセントが書棚内になく、TVから離れた位置のコンセントから、電源ケーブルとTVアンテナ線を引くため、配線が床を輻輳。寝室インテリアにとって見苦しい。 なるほど。これはコードが見えないほうがいいですね。そんなに目立っているわけではないですが…。コンセントって、部屋の角にあることが多くて家具で隠れたり、コードが届かなかったりして、使いづらいな、と思っていたのですが、角にないとコードが目立つんですね。 コンセントの数は、家の中を確認しながら自分たちだけでも考えられそうですが、設置場所を考えるのは難しいですね!みんなどのように考えられたんでしょうか? 設計士さん、電気屋さん?が基本プランを考えてくれるのではないでしょうか?だってこんなに配線図って難しそう! “ 【部屋の角隅はコンセントの位置にあらず】
壁の両側に、物入れや、出入り口のドアがあり、面として孤立している壁には
コンセントを付けておきましょう。他の壁からテーブルタップで延長した時、コードが扉の前を横切り、
足に引っ掛ける危険を避けるためです。
これに気付かなかったために、完成後に追加してもらう破目になってしまいました。 すごい!60センチとは、絶妙な位置。わが家もこれぐらい角から離れていたらよかったのに…。 コンセント・プランのルールができあがっていますね。こちらのこだわりパパの体験談では、工務店の人と電気屋さんとパパと3人で現場を見ながら考えて3時間かかったんですって。 “打合せの席には 工務、そして電気屋さん、そして私たち夫婦の4人。 以前に仮の配線図をもらっていたので、 あらかじめ気になる部分はピックアップしておきました。 そして、現場で一つ、ひとつ コンセントの位置、スィッチの位置等を確認して、 意見を出し合っていきました。 電気屋さんも、工務もさすがなれたもので、
テンポ良く進んだのですが、
要した時間は3時間以上! お二人とも、工務店・ハウスメーカーが考えてくれた配線図を見て、細かいところは自分たちで検討するというかたちをとられたんですね。女性でがんばっている方もいらっしゃりましたよ。 “配線図は「線だらけ!」なので、ひとつひとつ確認したほうがいいみたい。(京都府・こころんさん・女性)” なににどれぐらいの電力がいるか、配線を通すかはやはりプロでないとわからないですものね。でもここにあといくつかあったら、とかあと何十センチこっちに…というのは、わたしたちには解らないことなので、後悔のないように検討したいですね。 今回は、基本的な注意点をみていきましたが、口コミならではの、ここにあったらすごく便利だったというコンセントや、こんな便利なものがあるよという情報を集めて勉強したいと思います。 また自分だけでは思いつかないようなアイデアがでてきそうですね。楽しみです♪ |
コンセントの場所と数をサポーターのみなさんがどのように検討したのか、その方法をお聞きしました。家電・家具を書き出し、新しい家での暮らしを想像しながら考えられたそうです。
●こだわりママの家づくりノート パソコンスペース、キッチンカウンター、収納の内部、階段ホールなどなど、こだわったスペースには、やはりこだわったコンセントが! コンセントとスイッチについて、失敗したなぁと思うこと、反対に採用してよかった!と思うことをお聞きしました。間取りを考えているときはわからなくても暮らしてみるとコンセントやスイッチなど小さいところの使い勝手がみえてくるそうです。 |
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