ここのところとても忙しい日々を送っています。
そんな時はついつい外食をしたり、手抜きの料理しか作れなかったりするものですが、私の場合、何故かそんな時程、頑張ってしまうのです。
不規則になっているので、体が「助けて！！」と悲鳴をあげているのじゃないかと思うから。

我家の朝は、先ず１杯の野菜スープからスタートします。
椎茸、大根、青菜などのエキスが入ったスープ。随分昔、健康にとてもこだわっている人から「これはいいよ」と勧められ、途中休んだりもしましたが、ここのところ定期コースで毎月届けてもらっています。

決して美味しいものではありませんが、椎茸や大根など、野菜の底力が感じられてやめられなくなっています。本当は一日１杯でいいのに、夫も私もついつい２杯程飲んでいるくらい……ですから、次に届くまで持たないことが多く、今やとても首を長くして待つスープになりました。

まずはそのスープで体のスタートをさせて、その後リンゴや人参、キャベツなどに少し塩を落としたジュースを作り、それも飲んでいます。朝はこの位で充分です。

お風呂の準備（朝風呂派なのです）をしている時に洗濯機を回し、そして台所に向かいます。朝のジュースを用意した後、昼と夜の食事の下ごしらえにかかります。冷蔵庫の中を見回し、あるもので色々一工夫することがとても好きです。
そしてやはり、いい仕事をする為にも健康が一番と思っていますので、いつも体にいいもの、ということを頭にメニューを考えています。

それが楽しくて楽しくて……主婦をやってもう３３年。なんだかこんなに忙しい今だからこそ、逆に工夫するのでしょうか？楽しいということに繋がっているのです。

我家は週に一度必ずお好み焼きをします。実は、冷蔵庫の始末が目的なのです。昔からうちのお好み焼きには何十種類もの具が入っているのが特徴です。
例えば、先日はキャベツ（もちろん芯も入れます）、こんにゃく、人参、わかめ、じゃがいも、ニラ、干し海老、奈良漬（いただき物で山のようにあった為。しかし、相当なチャレンジでしたが）、おじゃこ、いか、たこ、牛肉、豚肉、オクラ、苦瓜、黄ピーマン、赤ピーマン、など…全て量はまちまち（残り物だから）。

毎回入る具が違うので、作る私さえワクワクしています。まずは小さく焼いてみて味見を……何回作っても「うーん、美味しい」と唸ってしまいます。要はどんな物でも小麦粉と卵と山芋に混ぜれば美味しくなるものなのです。

冷蔵庫の整理とはいえ、余りの美味しさに家族や、たまたま遭遇した友人やスタッフも「うまい！」と大喜び。何枚も何枚もおかわりされる、我家の健康激うまお好み焼きです。体に良くて、喜んでもらえて、大切な野菜たちを残すことなく使えて……このお好み焼き、おすすめですよ。

健康な体は日々の積み重ね…台所にいることが楽しくなる、工夫づくしの食生活は今、我家の重要な位置を占めているのです。