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ホームインテリア・収納 > 石村由起子の「いつもの暮らし」

いつもの暮らし 石村由起子
第5回 いつもの春がやってきた

ここのところ雨の日が多かったけれど、その分、寒かった土の中でしっかりと根を張った森の木や草花は、あちこちでいつものように私達に希望と優しさを手土産に顔を出してくれています。

森の中を歩いてみると、頭の上から小さな黄色い花をいっぱいつけたミモザの枝が、また、大木のクヌギには銀色の幼い芽が、そして山のように可憐な花をつけたあけびのつるが垂れ下がり、梅や梨、さくらんぼ、プラムなどの実のなる木には、今年もぷっくらとした大きな蕾がたくさんついています。
去年は咲かなかった吉野桜にも・・・。
ついこの間まであんなに落葉に覆われ、この姿を想像することさえできない様子だったのに、ふと足元を見ると、毎年のように勝手に顔を出すおなじみのムスカリやスミレの花達も群れをなしています。

厳しい寒さの後だからこそ、この光景を目にするだけでも、光あふれる春のあたたかさをひしひしと感じてなりません。

森の中を歩くと春の風が優しく顔をなでます。
伸びかけた新芽をいっぱい付けた木々の枝や足元の小さな花びら達は揺れ、そばを流れる川面には春の光がいっぱい射し、水は透きとおってキラキラ光っています。

何があろうと、どんな時だって、冬が過ぎれば幸せをいっぱい詰め込んだ春が、どんな人にも平等にやってくるのです。

生きていると、真冬の厳しさのごとく、辛い日々や耐えられないことも起きたりします。
でも季節と同じでどんなに厳しく寒い冬もいずれは終わりを告げ、春という名にバトンタッチをされ、新しい季節がやってくるのですね。
寒かった冬が過ぎて春がやってくると、そんなことを考えて、元気になったり、勇気が湧いてきたりもするのです。

誰しもそうだと思いますが、春はみんなが待ちかねています。
やっとやって来たこの季節、ワクワクする気持ちをさらに膨らませ、野や山に足を運び、おもいきり楽しみたいものです。



全国からたくさんの人が訪れるカフェ「くるみの木」。その主宰である石村由起子さんの、時、自然を大切にした暮らし、心地の良い空間のつくりかたについてのダイアリーです。普段、わたしたちが気にとめないことに目を向ける石村由起子さんの感性と生活の工夫をお伝えしていきます。
vol.10 くるみの木 vol.1 vol.2 vol.3 vol.4 vol.5 vol.6 vol.7 vol.8 vol.9 vol.10 石村由起子さんの新刊本「私は夢中で夢をみた」

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北欧から、かわいい家のつくり方

ページ公開日:2009年4月1日
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