サンルームというものが私の暮らしに入ってきたのは、今の家を建てた11年前。
玄関を広くとってサンルーム風にした、というのが正しいかもしれません。
日差しがたっぷり入り、窓を全開にすれば、まるで外のような気分…ですが、現実は大きな失敗も。
東向きに全面ガラス窓にした為、夏場は蒸風呂のように暑くて、その部屋に居られない程。やはり南向きがいいのでしょうか…。
でも、私は今の家に住んで、ひとつ思ったことがあるのですが、北側に面したお風呂と洗面所が、いい日差しを浴びてとても気持ちがいいのです。という事は、サンルームはガラスで囲むのですから、もしかすると、北向きのサンルーム、というのも案外気持ちがいいのかもしれません。
夏の暑さはともかく、サンルームでの居心地がとても良かったので、家を建てて数年後に、リビングの奥のデッキ部分に屋根と壁を付け、サンルームを追加しました。
一番気持ちのいい部屋でとても気に入っています。その部屋ではさまざまな事をしています。例えば干し野菜。毎週届けてもらっている地元の野菜は、すぐには使い切れない事もよくあります。そんな時はとりあえず、使い易い大きさに切りそろえ、大きなザルに並べてサンルームへ…。
太陽の光を浴びた野菜は、水分が抜けてうまみが凝縮され、驚く程美味しくなっているという訳です。干した野菜たちはしばらく出番を待ち、使う前の日に水につけて戻せば、蒸したり炒めたり、煮物にしたり、いろんな料理に重宝します。
また、長年楽しんでいる果実酒作りもここでする事が多いです。というのも、漬ける実や花をきれいに洗って完全に乾かす、という果実酒を漬けるのにとても大切な作業に、サンルームは最適なスペースなのです。雨も気にせず、そこに広げておけばいいのですから。
他にも、気に入った椅子を、程よく日の当たる場所に動かして本を読んだり、友人を招いてゆっくり食事の時間を楽しんだり、時には沢山の資料を大きなテーブルいっぱいに広げ、仕事に没頭する事も…。
窓越しに降りそそぐ太陽の恵みを感じながら過ごせるサンルームは本当に心地よく、時間さえ許せば、いつまでもそこに居たい、大好きな場所なのです。
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