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ホームインテリア・収納 > ヨーロッパで暮らしながら旅をして(バックナンバー)

 

高石陽子さん

これまでインテリアデザイナーとしてモデルルームや新築住宅、マンションリフォームなどのインテリアデザインに携わる。

さらに現在は個人邸の整理収納計画から音や香り、食器の選定なども含む店舗デザイン、セミナー講師など幅広い分野で活躍。インテリアの基礎を教えるインテリアサロンCASAも主宰。オランダ在住。

Yoko Takaishi Design 代表
インテリアデザイナー /整理収納アドバイザー /The Interior Design School Diploma 取得 /BIID 英国インテリアデザイン協会 正会員

https://www.houzz.jp/pro/yoko-t326

オランダ国民みんなで祝う 実録 王の日(キングスデー)レポート

今年の夏は記録的な暑さが続いたヨーロッパ。オランダも37度を記録しました。最初は大喜びしていたオランダ人も、さすがにここまで暑いのは想定外。クーラーや扇風機は品切れが続出しました。

ところが、たった数週間で急激に季節は変わり、今やダウンを着ている人まで。ちらほら紅葉している木もあり秋の訪れを感じます。

第1回は運河沿いのアニタさんの家

素敵な人は一体どんな家に住んでいるのだろうと思いませんか?しかもそれがオランダ人だったら。今まで個人的に伺った中で、特に心に残る素晴らしいお宅を筆者が独断で選び取材し、改めて「わが家」について語ってもらおうという企画です。これから数回にわたりお届けしたいと思います。

今回は、アムステルダムの中心地に程近い、風光明媚な運河沿いに住むアニタさんのお宅に伺いました。シティにも近い運河沿いの一軒家はオランダ人の憧れ。BREXIT(※)の影響や、ミレニアル世代が世界で住みたい都市第1位をアムステルダムが獲得していることでもわかるように、このところアムステルダムの不動産は上昇する一方です。

そんな皆の憧れる家に住んでいらっしゃるアニタさんは、笑顔がとても魅力的な美しいマダム。顔出しNGなのが残念です。ドイツ(ライプツィヒ)のポルシェファクトリーなどを手掛けた建築家のご主人と暮らしていらっしゃいます。

※2019年に予定されている欧州連合(EU)からイギリスが脱退すること

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オランダ人の余裕とは?

高石:この家に住み始めて何年ですか?
ここに住むことになったきっかけは?

アニタさん(以下・アニタ):3年半です。以前はヘーレングラフト(アムステルダムの中心地)に1672年に建設の歴史ある素晴らしい建物に長年住んでいました。ところが、徐々にアムステルダムの街中が人で溢れ始めてきました。

混雑した街を避けて運河沿いをよくサイクリングしていたのですが、その時にこの場所を見つけました。建築家の夫は仕事上頻繁にシティに出かけますし、オペラやコンサートにもよく行くのでシティに近いことも条件に合っていました。

高石:広さは?

アニタ:敷地面積は4500平米です。その土地に、地下1階地上3階の建物を2棟に分割して設計しました。2棟にすることで、隣にご近所さんがいる安心感がわたしたちにとって好都合でしたが、最後の最後まで2棟のうちどちら側をキープするか悩みました。

結局、南側の棟を選んだのですが、決め手はこちらがより明るいということでした。

高石:天井が高く、かなり明るく見えますが何mでしょうか。

アニタ:3.3mです。でも以前に住んでいたヘーレングラフトの家は5.5mでした。この家も天井が高く窓が大きいのはとても気に入っています。

冬のドラマティックなオランダらしい風景、夏のきらめく水面や静かな星空、どちらも素晴らしい。知ってるでしょ?オランダの天気は1日で何回も変わるから飽きないの。

高石:シティからこちらに引っ越す決断はいかがでしたか。

アニタ:大正解でした。ここに住めて幸せと日々感じています。とにかくアムスの街中が常に観光客で溢れ、まるでバルセロナやベニスの悪夢のようになってきて…。ベニスも大好きな街だったのですが残念です。

オランダの【ミュージアム】アムステルダムはカードがあれば何度でも

高石:ところで、家具やアートピースなど、インテリアはどの段階で決めましたか。

アニタ:最初から決めていた訳ではありません。夫がこの家を設計したのですが、最初は真っ白な「キャンバス」と考えていました。そこに絵を描くように色を染めていくコンセプトです。

家は常に様々なエレメントの色で溢れています。床、壁、天井を明るい白にすることで、視覚的に余計なうるさい色を抑え、そこからインテリアを決めていきました。

高石:実は、東京にある自邸も同じコンセプトなので驚きました。家にGAFU(画布=キャンバス)という名前まで付けました。ということは、後からインテリアを決めていったということですね。

アニタ:そうです。以前の家で使っていた家具をまず持ってきて、必要かどうかを住みながら見極めてから買い足しました。最初からコンセプトを決めることはしません。インテリアデザイナーの方を前に申し訳ないのですが、必ずしも最初からモデルハウスのような家がいいとは限りません。

住んでいる人が居心地のいい「わが家」を住みながら作り上げていくことが大切と考えています。

高石:ズバリ、この家で一番のお気に入りは?

アニタ:全部です!(笑)一つに選べないけれど、特に朝目が覚めて上階からリビングに降りてきたときに広がるこの居心地のいい空気感。とても幸せを感じるし、明るく元気な気持ちになります。それと、蛍光灯のような青白く冷たい光があまり好きではないので、自然光が降り注ぐこの家は私にとてもいい影響を与えてくれます。

アムステルダムの合理的なシステム

高石:この土地を選んだポイントを教えてください。

アニタ:建築家の夫の経験上、土地を買う段階から東西南北の方位をしっかり考慮して決めました。風や光の入る方向も計算しました。

この家は離れのゲストハウスも含めて自分たちが使うエネルギーは全て太陽光発電で供給しています。今年の夏はかなり暑い日が続いていましたけれど、日中の熱い空気は上に抜ける構造に設計されています。

暑い夏でも窓を開ければ自然の風だけでエアコンなしで涼しく快適です。 無駄なエネルギーを使わず、快適に過ごせるのは非常にエコでいいですね。鉄骨造で十分な断熱材を使っているので暑い夏もすぐクールダウンします。断熱材のおかげで夏も冬も快適です。

高石:美しいだけではなく、実はかなりエコを意識している住宅なのですね。
この家で最も好きなお部屋はどちらでしょうか?

アニタ:もちろんリビングです。でも、一番長くいるのはキッチンかな。キッチンは友人たちとお茶をいただいたりカクテルを作ったり一緒にお料理もします。ちょっとした憩いの場になっています。

ということで、次回はキッチンに関するお話やライフスタイル、アートについて詳しく伺います。

−−−今回のインタビューを終えて−−−

スタイリッシュでモダンな建築ですが、非常にエコと安全性を意識した住宅でした。太陽光発電はもとよりエネルギー自体を無駄に使わない設計上の工夫。これは是非とも参考にしたいところ。実際、取材した日はかなり暑かったのですが、冷房が入っているかのようなひんやりした空気に驚きました。さすがエコ先進国のオランダです。

異常な暑さが続く日本も冷房を使うばかりでなく、エネルギーに頼らない快適な暮らしが持続できるようハード面を工夫していくことが今後の課題となるのではないでしょうか。

また、淡いブルーやグリーンを重ねて使う色の視覚的効果で、明るくナチュラルな空気感をうまく表現していらっしゃいました。アニタさんの感性が一筋の糸のように一貫しているからこそ、アートはどれも調和していて品格が漂っていました。まさにインテリアは住まう方のお人柄が出るものですね。それでは、次回もお楽しみに。

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2018年9月11日
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