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数ある諸費用。だいたいの予算は考えて準備されると思いますが、いざ支払になって、こんなにかかる！？、または知らなかった！と驚かれたものについてお聞きしました。
一番多かったご意見は「地盤調査・改良」と「火災保険」どちらも内容によって大きく異なるようです。

※上記の金額は、土地、建物や家庭の条件によっては、かからないものも含まれますので、参考としてご覧ください。

1敷地の測量


	敷地の測量が意外と高かったですね。約１５万円程度でしょうか。家に面している道路が私道でしたので、そこも計ってもらったせいもありますが、結局セットバックをしなければならなくなり、壊す予定ではなかったレンガ塀も撤去しなければならなくなりました。これも計算外でした。

現地測量図がない場合、登記、境界の確認、
建築申請用等のために地域によって異なりますが、
敷地の測量が必要になることがあります。
土地家屋調査士や測量士にお願いするので、
その手数料と土地の面積や条件によって
金額が異なります。

2地盤調査＆改良


	家の周囲の上下水道の配管費用に数十万円かかりました。地盤改良費、数十万と合わせて地面の掘り起こしに150万円ほどかかったことになります。

法律の規定に従い、建築予定地の地盤調査を行い、
その土地の地盤強度と建物の重さから「基礎の構造」を
決めなければいけません。
地盤が弱い場合は、地盤補強工事が必要になります。
補強にはいくつかの方法があり、
また必要な補強のレベルを考慮し工事を計画します。


	田んぼだった土地を購入したので、地盤調査が必要だった。建物検査士に１０万円以上払い、少しやわらかかったので、補強作業することに。もちろん１０万円単位でかかりました。それに！水道引き込み費用が１００万近くかかったのは、痛かった！

土地の強度によって、このように費用が発生してしまいますが、きちんと測定して、不安のない家づくりをするためには重要な作業。
でも前もっていくらぐらいの費用になるかわからないので、不安になりますね…。

3水道加入金


	水道加入１０万円。

地域によって水道加入金が必要になることがあります。
（自治体によっては「水道分担金」等、名称が変わります）金額も自治体によって異なるために、金額を知って驚かれたとい人がほかにも…。

4登記費用


	土地：不動産屋／設計：設計事務所／建物：工務店／外構：専門業者／銀行：自力で探すといった状態での購入だったため銀行ローンの実行直前に登記が必要と知りました。だれも教えてくれなかったのでわかりませんでしたが、大手ハウスメーカーで建てる場合は、諸経費に含まれている事が多いそうです。

次々に発生する諸費用を支払う時期も大切ですね。
ちなみにローン契約時には、印紙税、登記費用、
事務手数料、保証料（いらない場合もある）、
火災保険などの支払が発生します。


	土地の分筆をしたとき、その金額にびっくりしました50万ほどです。

ひとつ（一筆）の土地を分ける（文筆）場合も費用が
発生します。境界線を決める作業になるので、
きちんと測量・検査が必要です。
また、自分で所有する土地でも、ローンを組むためには
抵当権を設定しなければいけません。
そのために一筆の土地を文筆して登記し、
そこに抵当権を設定するということもあります。

5抵当権設定にかかる費用


	土地の所有権移転登記・抵当権設定の登録免許税がそれぞれ１０数万円もかかると思わなかった。

抵当権設定の登録免許税については、
借入金額によって異なります。
詳しくは国税庁のホームページをご覧ください。

6官公庁への確認申請


	官公庁への申請料が見積もりに入っていなかった。完成後、追加費用で請求された。

「建築申請・検査」等の官公庁への申請には手続き一式で
数十万円かかることもあります。
これらが見積もりに含まれているかどうかは、
工務店や設計事務所によって異なりますので、
確認が必要です。

7地鎮祭での出費


	地鎮祭の出席者へのご祝儀。相場で１人につき１万円といわれ、工務店の関係者が出席されたが、予想外の出費だった。

工事の安全を祈る儀式。家を建てるとき以外に
行うことがないので、しきたりが分からずとまどうことも。
工事関係者の方に前もって
詳しく聞いておくといいかもしれませんね。

8値段に幅のある火災保険


	火災保険（約70万）。最低限で済ませれば安くなるようでしたが、地震保険や盗難保険等を付けると絶対額が大きくなります。免震構造やセコム等に費用が回らなかったため、いざと言う時には保険でまかなう予定です。

火災保険は内容によって、費用が大きく変わります。
はじめに万全に補償のついた高額保険を見せられて、
「驚いた！」という方がほかにも８人。また

「住宅ローンの借り入れと合わせて火災保険の加入が
必要だったのを勉強不足で知らず、少しあわてた」
（岩手県・Marrluさん・男性）」

というご意見もご参考に。

9つなぎ融資の気になる金利


	わずかな期間でしたが、つなぎ融資の金利が２０万円！支払うと言うよりも融資金からの引き去りなので直接の支払いではありませんでしたが、見えないところでお金がかかるものですね。

家ができて引き渡しのときに、すぐに支払が発生します。
「つなぎ融資」とは、引き渡しの日から
住宅ローンの実行日までの間、
一時的に借りるローンのことです。
住宅ローンがスタートすれば、
このつなぎ融資の借り入れを返済するのですが、
金額にあわせて利息がかかってしまいます。

不動産会社やハウスメーカーが直接、
住宅ローンを受け取ることを条件に、
建築費の決裁を待ってくれる場合もあるます
（代理受領…この場合代金支払い前に登記を
認めてもらえる）。
会社によってシステムが異なりますので、
金融機関に最初のうちに相談、確認してください。

10ホームセキュリティ


	ホームセキュリティの費用です。元々設置する気がなかったのですが、見ているうちに『必要かな』と思うようになり設置しました。初期費用は３５万円ぐらいです。他にはエアコンだけの引っ越し費用が１０万円ぐらいかかりました。もう少し安いと思っていました…。