ホーム > エクステリア・庭 > こんな家に住みたい。第三回 「シンボルツリーのある」家 その二 8種類の樹木の紹介(前編) |
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前回絞り込んだ「シンボルツリー」のお勧めは以下の8種類でした。
常緑樹2種:シマトネリコ/ソヨゴ
落葉樹6種:ハナミズキ/ヤマボウシ/エゴノキ/カツラ/モミジ/シャラ
今回は6種類の落葉樹のうち4種類を個別に紹介します。シンボルツリーとしては常緑樹が好まれる傾向も強いですが、落葉樹は花や実、新緑、紅葉など季節感を感じさせてくれる魅力があります。
それぞれ魅力となる点が異なりますので、そこで何を決め手にするのかがシンボルツリー選びのポイントです。
エゴノキの見どころは、ぶら下がるように咲き誇る花。 咲く時期は5月のゴールデンウィーク明けくらいで、この花が樹いっぱいに咲いている様は素晴らしいです。 シンボルツリーを選ぶ基準は色々あって、ご紹介する樹はどれを選んでも問題ないのですが「花」を重視する場合はこのエゴノキがおススメ。 写真のエゴノキは白ですが、ピンクの花が咲く品種「ピンク・チャイム」もあります。 |
エゴノキは落葉樹なので冬場は緑がなくなりますが、その姿も様になっています。 問題なのが「テッポウムシ」と言われる害虫です。この虫はカミキリムシの幼虫で、樹木の幹の内部に侵入して軸を食い散らかしてしまうのです。エゴノキは美味しいのか、コレが発生するケースがあります。 対処法はただ一つ。 テッポウムシが侵入した軸からは糞として木屑が出ています。そこには1cmほどの小さな穴が開いています。それがテッポウムシ発生のサイン。 見つけしだい即その穴に殺虫剤を原液のままスポイトなどで注入してください。早期発見が肝心です。 こんなことを書くとエゴノキを敬遠されるかも知れませんが、必ず発生するわけではないので心配しすぎないようにしてくださいね。また、若い樹には入りにくいですから。 |
本やネット上などでヤマボウシの写真を見ると、素晴らしくキレイな花が咲く樹だ、と思いがちです。 |
しかし、花がなくともヤマボウシには他に負けない良さがあります。 樹形です。 花については年数を経れば付いてくることも多いですので、気長に期待しましょう。花は白で、6月ごろに咲きます。春の花が一巡する季節なので、結構目立ちます。 花付きが良いものとしてヤマボウシの中でも「ミルキーウェイ」という品種があります。 「ヒマラヤ」と「ホンコンエンシス」というものががありますが、いずれも樹形の良いものがなく、生産の方がまだまだ一本立ちが主流なため、シンボルツリーにするにはちょっと寂しい。 常緑ヤマボウシはシンボルツリーではなく、庭の中の樹として使いたいところです。 |
ハナミズキは根強い人気のシンボルツリーです。 |
ちなみにハナミズキの花の色は赤と白の2種類あるのですが、赤のほうが人気があります。 |
シャラの別名は「ナツツバキ」。 |
シャラは株立ちで樹形のいいものが手に入りやすいです。特に落葉後の姿が絵になります。 紅葉は、それなりです。目を引く程ではないかも。 ただし、シャラをシンボルツリーにするには最大の注意点があります。 「西日に弱い」 です。 北向きなど、半日陰に植えたいものです。 落葉樹の葉焼けは避けられないことも多いのですが、シャラは特にその傾向が強いです。 水やりと根元を乾かさない工夫をしてやってください。 |
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