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前回にご紹介した屋上緑化の断熱効果以外のメリットは、 |
長く楽しく「屋上」を活用するための秘訣は、自然と屋上に行ってしまうような、その人にとってくつろげる・好きな空間であることが大切です。 定番の「しつらえ」である周囲からの目隠し用のウッドフェンスや芝生、ウッドデッキといったものに、プラスアルファを加えることで、自分ならではの楽しくて個性的な空間をつくることも可能です。 トレンドは男性目線、女性目線で大きく変わります。プランづくりにあたって要望が多いものを男女別にまとめてみると以下のようになります。 女性の方にはタイルが人気です。掃除も手軽にでき、マンションのバルコニーの雰囲気を楽しみたいという方が多くいらっしゃいます。2位の日陰については、木材でパーゴラをつくりそこにモッコウバラなどのつる植物を絡ませたり、ターフを張るプランが人気です。 男性は日中仕事という方が多いので、1位、2位ともに夜に心が落ち着く間接照明効果、カウンターで夜景を眺めながら、お酒を楽しみたい…という過ごし方が人気です。また3位の家庭菜園は、日当たりのいい屋上だと比較的手軽に楽しむことができます。 |
屋上庭園は建物の条件によって楽しめる範囲が異なります。下記表の建物構造の条件を基本とした緑化レベルを参考に考えてみてください。
この他に後々のメンテナンスも考えながら、自分にあった自然とともに暮らすライフスタイルを楽しんでください。
(注) |
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写真右:マンションにお住まいで、移動可能なコンテナ・プランターを組み合わせて花壇を楽しまれているお宅です。四季折々の花が咲き乱れ、眺めているとときの経つのを忘れてしまうほどです。猫と一緒にのびのびくつろげる秘密の花園です。 |
屋上庭園で樹木を植える場合は、落葉樹はできるだけ内側に植える必要があります。それは落ち葉で、お隣の家の樋(とい)が詰まったり、ご迷惑をおかけしないようにするためです。また、植物は種類によって成長度合いに違いがあります。
屋上庭園は日当たりが良い反面、風が強く乾きやすいところでもあります。そのため水撒きが重要なポイントになります。しっかりとお水をあげたつもりでも、強い陽射しと風により、すぐに乾いてしまいます。地中に水が浸透せず、表面にばかり水を与え続けると、根が表面に集まり、かえって乾燥に弱くなります。
ゴムホースを手に持ち、広いお庭を散水するのはなかなか大変です。また、旅行など長期に外出する際はとくに気をつかいます。なかなか思うように水やりができそうにない方は、自動散水設備の設置をおすすめします。一週間のローテーション式で、散水回数や散水時間を簡単に設定でき、忘れずに植物にお水をあげることができます。
お庭は、お手入れの具合によって、その後景観が大きく変わります。お手入れの方法も、ご自身で週末を利用して楽しみたいという方もいらっしゃれば、定期的にプロに任せている方、極力お手入れの少ないお庭づくりをされる方と、人それぞれです。大事なことは、ご自身が負担と思わない範囲でお庭とかかわることです。無理なく楽しめて、自然にも優しい空間づくりを心がけてください。
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