田舎で暮らしていると、四季の移り変わりがとても身近に感じられます。ちょうど今の時季は田んぼに水が入り、夜になると蛙の合唱がはじまります。
さぁこれから夏へむかうぞという空気がただよい不思議とわくわくしてきます。 そんな気分のときに見かけたのが、南国タイの伝統工芸になっているソープカービング。

タイでは、果物や野菜を飾り切りして食卓に華を添える伝統的なテーブルデコレーションがありますが、その技法をつかって石鹸を彫刻します。ずいぶん前ですが、学生の頃にタイを旅行をしたとき、お土産物屋さんに色とりどりの可愛いソープが売っていたのを思い出しました。

リゾート地に思いを馳せながら、南国気分を盛り上げてくれる魅惑的なソープカービングに挑戦です。まずは材料ですが、これはいたってシンプルです。最近はカービング専用の石鹸もあるようですがあまり広く浸透していないようです。見つけられなければ、おうちにある通常の石鹸で問題ありません。

あとは彫刻をするためのデザインナイフがあればOK♪ 「ソープカービング」でネット検索するとヒット数は多いですし、本屋さんでも専用のクラフト本を見かけたので手軽にはじめられそうです。いろんな方の作品をみていると、センスや好みによって雰囲気もずんいぶん違ってくるのでとてもおもしろいですよ。石鹸で花をつくり、そのお花をつかったフラワーアレンジで香りのインテリなんてのも素敵でした。 素人の私はそんなに素晴らしいモノは作れなかったのですが、簡単に基本の作り方を紹介します。