空気や香り、食べ物など五感いっぱいに春を感じられる季節になってきました。今年も花見が楽しみです。
　さて３月のホリディクラフトは“クラフトソープ”（手作り石鹸）を紹介します。
２月半ば、編集部Ｗさんから「来月のテーマは『手作り石鹸』はどうでしょう」という内容のメールをいただき、“手作り石鹸”（ホワホワでいい香り）わぁ♪♪春らしいですねと言ったものの、え〜と材料はナニ！？という状態でした。

さっそく手作り石けんについてネット検索するとかなりの数がヒットしました。
ここ数年は肌に優しいオーガニック化粧品や手作りコスメも注目されているので、材料も作り方も様々あるようです。一から手作りするには、ドラッグストアで販売しているグリセリンと、苛性ソーダ、オリーブオイル等の精油を合わせて作るのが一般的ですが、今回は手軽に楽しめるクラフト感覚の手作り石鹸を紹介します。

まずは材料の“グリセリンソープ”ですが、これは出来上がっている透明なグリセリンソープをネット購入しました。 溶かして、固めて色んなアレンジが楽しめるクラフトソープで、Ｍ＆Ｐ（Melt＆Pour溶かして、注ぐ）とも呼ばれている物です。
お肌に使用してもＯＫ！の着色剤（クレイ）もネット購入できるので、色・香り・カタチなどアイデア次第でオリジナルのクラフトソープが短時間で手軽に楽しめますよ。
私はお家の玄関やトイレに飾れるよう、春らしい香りを加えたクラフトソープに挑戦しました。
では作り方の紹介です。

ローズの香りが、ほんわりと漂うインテリア石けんの完成です。
感想としてはレンジで溶かしてから固まる時間が意外と早いので注ぐ型をあらかじめ準備して手際よく流し込むと良いですよ。
クッキーの型抜きや、プリンの型などオリジナルの容器で楽しんでみてくださいね。

「はじめまして」「お世話になりました」などのシーンが増えるこの季節に、“あいさつギフト”としても使える、クラフトソープをアレンジしてみました。

基本の作り方で紹介した、型から外したソープを容器の中に置き、上から新たに溶かしたグリセリンソープを流し込めば出来上がりです。 これを丁寧にラッピングすれば、お手軽ギフトになります。
石鹸なので消耗品という点も、さり気ないプレゼントには最適でしょ。

私の出来上がりは、気泡が入っていかにも初心者という仕上がりになってしまいましたが、数をこなすと慣れてきそうです。
お菓子作りが得意の方はきっと上手に作れるのではないでしょうか。