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紙をくるくる巻いて作る“ペーパークイリング”ってご存知ですか？あまり知られていないけど、このクイリング基本の手法さえマスターすればアイディア次第でどんどんアレンジが楽しめるので、初心者クラフトマンにはおすすめ。今回私も初挑戦！早速ネットで初心者用キットを購入しチャレンジしてみました！まずはテレビを見ながらでも気軽にできるオープンハートから、オリジナルのハートを作ってカードも作ってみようかな♪

日常生活のなかで「なくてもいいけど、あれば可愛いモノ」につい心を奪われてしまう典型的な雑貨好き。大ざっぱで細かい作業に苦戦しつつもやってみたがりで、手作り・クラフトと名が付くものにうっかり手を出してしまうこと数知れず。只今ケーキ作りに興味あり。

・クイリングペーパー
（色画用紙・ラッピング用紙でもＯＫ厚すぎないものが最適）
・クイリングバー（渦巻き作りには必需品、ネット購入できます）
・木工・紙用ボンド・楊枝（留めたり、形を整えたり細かい作業に便利）
・はさみ

1.クイリングバーの溝にペーパーの端を差し込み、バーにくるくると巻きつけていきます。
2.半分まで巻けたら、巻いたものをバーから抜き取ります。次はもう一方の端も同様にバーに巻きつけます。
3.両端を巻き終わるとバーから抜き取り、ペーパーの中央部分を指先でつまみハート型にします。
4. 平らなところに置くと巻きが緩くなるので、好みの大きさのところでボンドで留め固定。この時に楊枝の先にボンドをつけて留めると作業しやすい！
5.基本の手法はたったこれだけ。バーに紙を巻きつけるだけなのでとっ～ても簡単。両端を内側に巻けばハート型に、円柱状の渦巻きを１ヶ所だけ指先でつまめばドロップ型にもなります。

オープンハートやドロップ型などクイリングには基本形が５～６タイプあるようです。基本形を組合すだけで花や動物など愛らしいものやエレガントなもの、作る人のセンスで全く違うモノがうまれるから、ネームプレートや招待状など自分だけのオリジナルを作ってみたくなるはず。
ただ、細い紙で作るクイリングはとっても小さい＝細かい作業。「自分、不器用ですから…」という私のような大ざっぱな人にとっては留めたり、形を整えたりはけっこう大変……。そこで、アレンジを加え幅太に切った紙とクイリングの“くるくる”手法をつかってバラ作りに挑戦してみました。

まず２～３回バーに巻きつけたら、そこで巻き始め部分をしっかり固定します。あとは、紙がバーに対して平行になるよう、手前や奥にランダムに折り曲げながら巻いていくだけ。まったくの初心者でも意外や意外♪ １～２時間程度でコツがつかめます。
作ってみた感想とポイントは、ボンドで数カ所固定しながら巻いていくと作業がしやすくて仕上がりがキレイ。下はきつめに上にいくにつれ広がりをもたせて巻くと花びらっぽくなるよ。紙の素材や幅を変えるだけでいろんなニュアンスが楽しめるので自己流アレンジもすぐできそう。

さてさて、これを作ったのは実は友人とお茶を飲みながらでした。“くるくる”していると、気付けばテーブルの上にペーパーローズが山盛りに……。話に夢中になっていた友人もコレにはびっくり！「まるで一発芸ね」と（笑）コツさえつかめばホントそれぐらい簡単なんです。このローズにアロマオイルを垂らしてフレグランスとして友人へ贈ろうかな。目の前の友はきっとクローゼットの中にしのばせてくれるはず。

さぁて仕上げは、お家にあった空き箱に詰めてみました。どうでしょう？バレンタインにも役立ちそうじゃない♪

（文・写真＝ノンノン）

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『はじめてのペーパークイリング』

価格：￥945 （税込）日本ヴォーグ社 (2004/01)

編集部でもクイリングにチャレンジしてみたのですが、思っていたより簡単でした。小さく作ると難しいのですが、小い方が大きく作るよりも上手にできているように見えるような……。
クイリングの本は、あまり種類がないので、１冊だけご紹介します。この本にはたくさんの作品が掲載されています。こういうのを紙に貼ったカードを受け取った人は、「なにこれ！？すごい！！」と感動すること間違いなし！
海外では、かなりたくさんのクイリング関連の本が出版されています。
洋書でも写真があれば、作成のヒントになると思いますので、ぜひセンスの合う作品が載っている本を探してみてください。

※この特集はイエマガ編集部が独自に企画したものです。