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前回は、元々コストパフォーマンスの高い屋根裏部屋とはいえ、追加工事や諸費用で思いもよらないコストアップになるケースについて調べましたが、今回は、少しでも予算を抑えたいときは、どうしたら良いかを考えてみます。
また、最後に費用に影響するその他の要素も見ていきます。
あくまで収納として利用する場合、クロスを貼らずに石膏ボード仕上げにすることで内装仕上げ費用を削減する方法があります。また、フローリングなどの床材仕上げを省略することも、コストダウンに貢献します。
内装仕上げを省略するのに抵抗がある場合は、内装材のランクを落として安価にする方法があります。
こだわって選んだ通常な部屋と同等のクロスや床材を利用すると、同様の材料費がかかりますが、普及品の安価な内装材や建築会社の在庫品などでおまかせにすることで、コストダウンできることがあります。
屋根裏部屋に上がる固定階段を設置する場合、一般的には階下に約1坪分のスペースが必要となります。この影響で、階下の床面積を増やす必要があるときは、建築費がアップします。
2階建ての住宅で屋根裏部屋を計画する場合は、元々存在する1階から2階への階段の上に、屋根裏部屋への階段の位置を合わせると、2階の部屋に使える床面積が減ることがありません。
直接のコストダウンにはなりませんが、階下の床面積の無駄をなくし、全体の建築費を抑える考え方となります。
他にも、屋根裏収納をつくるために必要な変動要素があるので確認しておきましょう。
【コンセント】
増設する場合に費用がかかりますが、小屋裏のコンセントは一カ所のみと行政で制限が儲けられている場合もあります。
【はしご】
固定階段を設置しない屋根裏収納やロフトの場合は、天井収納用はしごやロフト用はしごが必要です。ロフトはしごは、木製やアルミ製などのさまざまな選択肢があるので、好みと予算にあわせて選択することができます。
【照明】
普通の部屋と同様にシーリングライトやダウンライトの設置が可能です。
天井が低い屋根裏部屋では、出っ張りのないダウンライトは便利ですが、全体を明るくするために数を付けると費用の増加につながります。
【窓】
屋根裏収納に窓をり付ける場合にもコストがかかります。 採光のための天窓や、外観のワンポイントも兼ねて遊び心ある丸窓などを取り入れたい場合は、費用を確認しておきましょう。
【換気扇】
上昇した熱がこもりやすい屋根裏収納には、換気扇を取り付けることも有効ですが、一般的には別費用となります。後付けしようとすると、電源の確保に苦労したり、壁に穴を開けるなどの大掛かりな工事となるため、必要であれば新築時の設置が望ましい設備です。
【ロフトの柵】
ロフトの場合、開口部に柵や手すりを付けて、開放感を出しながら転落防止を兼ねるプランニングがあります。
部屋と一体感あるロフトの場合、見た目も重視して選びたいアイテムですが、こだわりによってはコストに影響がでます。
いろいろと取り入れたくなるアイテムをご紹介しましたが、すべて自由に設置できるというわけではありません。次回は、注意したい条例上の制限についてまとめたいと思います。
文:まっしんはやぶさ/イラスト:天野勢津子/編集:イエマガ編集部/スポンサー:マイホームデザイナー13
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