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ichigo(草g 直子) さん
元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。
HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:http://pokapoka-biyori.blog.jp/
現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。
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まだまだ暑い日もありますが、そろそろ衣替えの季節ですね。
そこで、今回から2回に渡ってクローゼットについて書きたいと思います。
間取りを決める時、キッチンや洗面室などの家事動線だけでなく、家族全員の朝から寝るまでの1日の動きを細かく追っていくと、改善点が見えてきます。クローゼットの配置も人の動きによって、使いやすさが大きく変わります。
今回は、動線と併せて、わが家のクローゼットのちょっと変わった仕様についてもご紹介します。
わが家は寝室が3階の和室(押し入れのある)ということもあり、1階の部屋にクローゼットを増設しました。
間取りで見ると、玄関入って右側の部屋、ちょうど浴室の隣の壁一面、幅約2mが夫婦のクローゼットです。
玄関と洗面室の間にあり、2階から降りてくる階段からも近いこの配置が毎日のスムーズな動線をつくってくれました。
【この配置による効果】
●お風呂に入る時の準備がスムーズ
●朝の準備、帰宅時の着替えがスムーズ
●洗面室(脱衣室)にインナーやパジャマなどを置くスペース不要
特に、お風呂に入る時や外出の際には3階(寝室)に上がることなく、普段過ごすLDKからそのまま1階に下りればすべて揃うのはすごく助かっています。
クローゼットの配置には、各部屋につくる分散型と家族全員分を一カ所にまとめる集約型の2つのタイプがあります。
分散型にはプライバシーを重視して「自分のものは自分で管理」という自立を促す効果があり、集約型は以下のようなメリットが挙げられます。
【集約型のメリット】
●畳んだ洗濯物を戻すのがラク
●衣替え、服の管理がしやすい
●各部屋の収納スペースは本棚(半畳)程度で十分になり、広く使える
わが家は集約型のクローゼットですが、これらのメリットに加え、洗面室に近い場所で、毎日畳んだ服やタオル類を一気に短い動線で戻せるのも、大きなメリットになっています。
さて、そのクローゼットですが、実は家の完成ギリギリのところで、大工さんにお願いして増設してもらったものです。
その際、奥行90pサイズでよければ今からでもつくれると言われましたため、クローゼットは通常、奥行45〜60pなのですが、押し入れと同じ奥行90pになりました。
それなら、その奥行をうまく使おうと、奥の壁から10p程のところに服をかけるバーをもう一本つけてもらいました。
大工さんにはびっくりされましたが、普段着ない礼服や浴衣、夏場は分厚い冬のコート類を掛けて、よく着る服とあまり着ない服を分ける収納に役立っています。
中身の収納については次回詳しく解説しますね。
つくって大正解だったクローゼットですが、残念な点がひとつだけあります。
それは、枕棚に置いたものが出し入れしづらいこと。
クローゼットの扉が天井まである背の高いタイプではなく、枕棚の手前に壁があり、バーを2本にしたためか、枕棚と手前の壁の間が狭くなってしまいました。
上の白いボックスは少しずらして向きを変えないと出し入れできません。 あまり出し入れしないものを集めてはいるものの、不便を感じるところです。
もし選べるなら、クローゼットや収納スペースの扉は天井まであるものがおススメです。
次回は、この押し入れサイズのクローゼットをうまく使う収納術をご紹介したいと思います。お楽しみに♪
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