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ichigo(草g 直子) さん
元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。
HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:http://pokapoka-biyori.blog.jp/
現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。
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こんにちは。整理収納アドバイザーのichigoです。前回までシステムキッチンの収納についてお話してきましたが、ここからは背面収納についてになります。
今回は、食器類の収納ルールをご紹介したいと思います。
お家の収納スペースの中でも、ものがたまりがちな場所のひとつが食器棚です。
食器棚に昔使っていたけど今はもう使っていない食器やカトラリーはありませんか?
置いたままの「間引き整理」は、あまり効果がありませんので、ぜひ一度全部出して今ある食器類を把握してみることをおすすめします。そして、今の暮らしで使っているお気に入りの食器だけを選んでいきます。
すると、
□ 欠けている
□ 数が揃わず使わなくなった
□ 今の好みに合っていない
□ 昔使っていた子ども用の食器
など、もう使わなくなった食器が残るのではないでしょうか。
わが家では、この他に「お客様用」の食器もありません。お客様に出したいほどのお気に入り食器は普段からどんどん使うことにしています。
さてでは、使っていない食器は一旦、退けておき、まずは今よく使っている食器から場所を決めていきます。
ものの配置を決めるとき、背の高い食器棚のような収納スペースは、高さをうまく使い分けることが大切になります。
まずは残す食器を、
□ ほぼ毎日
□ 1週間に一度
□ 1カ月に一度
□ 1年、1シーズンに一度
の使用頻度別に分けます。
次に食器棚の高さ。
●1軍収納スペース:目線から腰高ぐらいまで
●2軍収納スペース:ひざ下から一番下まで(かがんで出し入れする高さ)
●3軍収納スペース:目線より上
よく使う食器から順に1軍収納スペースに配置していけば、毎日の出し入れがラクになります。
とはいえ、「目線から腰高まで」の1軍収納スペースだけでも広いですよね。 そこで、食器の形状に合わせた収納をつくるとさらに出し入れのしやすさがアップします。
(1)お皿は棚置き
まずはお皿。平らであまり高さの無い皿類は棚置きがおすすめです。
できれば1種類、重ねるなら形・大きさ・用途が同じものを2種類までにして、棚の高さを調整します。大きくて重い大皿は安定して出し入れできる腰高が理想的です。
わが家では、奥行のない小さめのお皿は、無印良品のコの字ラックを使って、すべて見渡せるように収納しています。
他にも、棚板を増やしたり、深い引き出しがあるタイプの食器棚の場合はディッシュスタンドなどを利用して、大きいお皿は立てるのもいいかと思います。
(2)カップ・鉢類は引き出し収納
高さのあるカップ類や小鉢、中鉢などは引き出しに並べます。
わが家のように引き出しが少ない食器棚の場合は、トレーを引き出し代わりにする方法も。
カップ・湯呑など、種類別にトレーに一列に並べると、収納力は減りますが、奥のものでも難なく取り出せます。
お気に入りの食器たちを長く大事に使うために、棚にも引き出しにも滑り止めシートを敷くのもお忘れなく。ニトリやIKEAで売っているビニールタイプが使いやすいです。
わが家は一度大きな地震を経験しましたが、このシートのおかげで食器に被害はありませんでした。
最後に、下段の引き出しをご覧いただきます。
ちょうど膝ぐらいの高さで、比較的出し入れがラクな3段目の引き出しには毎日使うお弁当箱グッズを置いています。引き出しは手前によく使うもの、奥に使用頻度が低いものを置くのがルールです。
しゃがまないと出し入れしづらい一番下の引き出しは空き容器や使わなくなったキッチンツールや食器を入れる場所にしています。
食べ物の好みや暮らしの変化によって、使わなくなるものが出てきますが、その中でもすぐに捨てられないものは、この場所に集め、「1年」「年末」など期限や見直しのタイミングを決めて、ものを溜め込まないようにしています。
以上が食器棚収納の基本ルールになります。
次回は食器棚と隣にあるオープン棚やカウンターを含めた背面収納の動線を短くする工夫についてお伝えしたいと思います。 お楽しみに♪
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