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ichigo(草g 直子) さん
元々は、片付けも掃除も大の苦手。そんな私も結婚を機に、家事・掃除の手間を減らす収納、またものを置きっぱなしにならないような仕組みを考えるようになりました。
HP「楽しむ暮らしラボ」:https://enjoylifelab.net/
ブログ「ぽかぽか日和」:http://pokapoka-biyori.blog.jp/
現在は、整理収納アドバイザー1級を取得し、個人宅へ整理収納サポートに伺ったり、自宅でお片づけレッスンを催したりしています。
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こんにちは。整理収納アドバイザーのichigoです。連載3回目となりました。ここからは数回に渡り、わが家のシステムキッチンの収納を見ていただきたいと思います。
まず最初は、食品ストック管理の話からスタートです。
敷地面積18坪の小さなわが家、当然ながらパントリーなんて素敵な響きの収納スペースをつくる余裕はありませんでした。でも、今は「無くても大丈夫!」と自信を持って言えるようになりました。
ではどこに食品ストックを置いているか?
わが家では、システムキッチンのシンク下足元の引き出しに集めています。
なぜここにしたかというと…
・すべての食品ストックを1カ所に集めたい。
・重ねず、すべてのものを一度に見渡したい。
という2つの理由から。 賞味期限を見逃さず、しっかり把握するにはこの2つの条件がとても大事!
食器棚に大きい引き出しがなかったからという理由もありますが、キッチンの引き出しの中で一番面積が広く、細々した食品を並べて見渡せるちょうどいい収納スペースです(引き出し内寸 幅:97cm 奥行:37.5cm 高さ:18cm)。また、シンクや調理台に近いというのも便利。
細々した袋や箱ものが多い食品ストックは、そのまま放り込むと埋もれてしまい存在を忘れてしまうというのは良くある話。あるものをしっかり把握するために、「カテゴリーで分けて」「立てて置く」とひと目で確認できるようになります。
わが家のカテゴリーは、
・お茶等のドリンク類
・調味料
・ソース類・乾物
・レトルト
・インスタント
・パスタ・麺類
・缶詰
の7種類。このカテゴリー分けのため、現在活躍しているのが無印良品のポリプロピレンファイルボックス・スタンドタイプ・1/2です。15cm幅のワイドタイプ5つと、10cm幅のスタンダードタイプ2つがぴったりキレイにフィットしています。
このカテゴリー分けのボックスがちょうどいいストッパーとなり、「ここに入るだけ」の適量を保てています。また、ストックが少ない時でもダイソーのブックスタンドを使って立たせる収納にこだわってます。
空いた手前の隙間には鰹節やお茶漬けの素など、小袋にバラして立ててあります。
使い始めに外袋から出してバラしておくと、使う時に断然ラク!めんどくさがりの私ですが、 夫にも「わかりやすい」と好評で、この小さな手間はおすすめです (小袋に賞味期限が記載されていない場合があるのでご注意を)。
とても便利に使っている引き出しですが、注意点がひとつあります。それは湿度。水道の配管がある場所なので湿度が高く、実をいうと本来食品保存には向いていません。
そのため、奥に湿気取りを置いてありますが、ここに置くものは基本「開封前のもの」という条件つきです。開封後のものをどうしても置きたい場合は、食品保存袋に珪藻土の湿気取りと一緒に入れています。
外袋から出すと湿気の影響を受けやすくなるものもあるので、あまりストックは持ちすぎず、早めに使い切るようにしています。また、温度変化の影響を受けやすい液体調味料は別の場所に置いています。
そして、3カ月〜半年に1度、アルコールスプレーで拭いて賞味期限チェック。季節によってつくる料理、使うものが変わるため、季節の変わり目にすることが多いのですが、見渡せる収納がしっかり力を発揮していて、ストック類の重複買いや食品ロスはほとんど発生していません。
アルコールは、カビとゴキブリ対策です。7年目に突入したわが家ですが、今までキッチンでゴキブリに遭遇したことはありません。
…と、小さな家の食品ストック管理をご紹介しました。スペースが広くなればなるほど、ものって増えてしまいがちです。そしてものが増えれば、管理の手間も増えていきます。
掃除嫌いの私には、大きな収納庫への憧れよりも動線を短く抑えられ掃除も最小限で済むコンパクトなキッチンの下のほうが合っていると感じるようになりました。
さて、次回もシステムキッチンの収納続きます。次はシンク下・調理台下を公開予定です。
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