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丁畑仁美
兵庫県西宮市にあるガーデン工事から花の販売まで行う中野農園のガーデンショップ「Orange Berry(オレンジベリー)」の店長。
店内では植物の販売に、庭や玄関に飾るオリジナルの寄せ植えを作成。また、植え方、育て方などの相談に答える。人気のハンギングバスケットの講習会も園内にて開催
・エクステリアプランナー
・造園施工管理技師
・ハンギングバスケットマスター
HP http://orangeberry.netfacebook
http://www.facebook.com/
orangeberry8783
サルビアを育てたいのですが、種類が多いので迷ってしまいます。育てやすいものを教えて下さい。それから、サルビアとセージの違いがわかりません。
秋も本番、10月は昼夜の寒暖の差が大きいため、春に比べると花の色が冴えてきます。そして秋の花壇で際立って深い彩りをみせてくれるのがサルビア。秋風に揺れる優雅な姿はとても魅力的です。
サルビアには春〜初夏に咲くもの、夏〜秋まで長く咲くもの、秋になって日が短くなると咲くものの3つのタイプがあります。3つのタイプをうまく組み合わせると、冬を除いて一年中花壇を彩ってくれます。
夏の高温と冬の低温のどちらにも比較的強く、病害虫もあまり見られません。管理が簡単なのでビギナーさんにもお勧めです。
花色も豊富で花の形もさまざま、この時期は多くの品種が出まわるので選ぶのも楽しくなりますね。
『サルビアとセージはどう違うのですか?』と、お客様によく質問されるのですが、ウィキペディアによると、「広義には、セージもサルビアもアキギリ属全般を指す。
また、アキギリ属をサルビア属とも呼ぶ」とありますようにほとんど区別はありません。
宿根サルビアは学名がサルビアでも通称名(別名)がセージと呼ばれるものが多く、分類するならば、薬用や食用に用いるハーブといわれるものを【セージ】、観賞用の園芸品種
スプレンデンス・ファリナセア・コクシネアなどを【サルビア】と呼んでいることが多いと思います。
苗に付いているラベルの表示もさまざままなので、あまり惑わされないようにしましょう。
種類が豊富なため、どれにしようか迷うこともあるでしょう。
ここで紹介するのは宿根サルビアと呼ばれるもので、特に管理が簡単で手に入りやすいものを選びました。スプレンデンス・ファリナセア・コクシネアなどの1、2年草と違い、年々株が充実して 根元の茎は木質化します。スペースに余裕があれば見事な大株に育ちます。
宿根サルビアの仲間は日当たりを好みます。
特にレウカンサやガラニチカなどは充分な日照が必要で、日陰では生育や花つきが悪く、花が咲いても色合いが薄く本来の鮮やかさが出ません。
庭植え、鉢植えどちらにしてもできるだけ日に当てて育てましょう。
宿根サルビアの植え付けは霜が降りる前に根付くよう、10月中にしておきたいものです。春植えと違ってこれからは冬に向かって大きく成長することはありません。
開花株を植えると霜が降りるまでは花も咲き続けます。比較的乾燥を好むものが多いので、水やりは土が乾いてからたっぷり与えるようにしましょう。
サルビアは生育旺盛でよく伸びます。夏の間は半分程度の高さの切り戻しをしながら高さの調整をします。一度にバッサリ切ってしまうと花が止まるので、わき芽や花芽を残しながら切り戻します。
冬の到来とともに花が咲かなくなったら思い切って地際から10cmのところで切り戻しをして肥料を与え、春の芽吹きを待ちましょう。
レウカンサやインディゴスパイヤーなど、大型品種は庭植えのスペースに余裕がある場所でのびのび育てると本来の良さを発揮します。でも、鉢植えや限られたスペースで育てる場合はそうもいきません。
バランスを見ながら切り戻しをして大きさを制限しながら育てるのもまた楽しい作業です。
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