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春に植えたペチュニアやベゴニアなどが伸び過ぎてしまい、根元の方は茎だけになってみすぼらしい感じです。夏の暑さで弱っているようですが、先のほうに小さめですが花が咲いているので抜くこともできず困っています。 今年の夏も厳しい暑さが続きましたね。日中の最高気温が35℃を超える猛暑日が続くと、熱帯原産の植物でさえグッタリといった感じです。特に夜の最低気温が25℃以上の熱帯夜が続くと私たち人間も夏バテ気味になりますよね。同じように植物も元気がなくなり花色が冴えなくなります。 酷暑を乗り越えた植物もかなりお疲れの様子。 日中はまだまだ暑いですがお盆が過ぎ、処暑(23日頃)を迎えると暑さが収まってくるといわれています。少しずつ平均気温が下がってきて、人間も植物もほっとします。 |
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4月〜5月上旬に植えた【春〜秋まで咲く草花】や【春と秋に咲く草花】は、梅雨の時期に成長し茎が伸びて葉が繁ります。 ひと回り以上大きくなった株はその分、水もたくさん必要とします。気温も上昇しますので葉からの水分の蒸散も盛んに行なわれて根はフル稼働しなくてはなりません。 8月も下旬になると、朝晩は涼風に秋の気配を感じるようになってきました。晩夏に切り戻しをしてリフレッシュしましょう。 切り戻しという言葉は耳にするけれど、どうする事なのかわからないという方もいらっしゃるでしょう。文字通り『切って元の大きさに戻す』という意味です。『元気を取り戻す』とも言えるこの作業は、草花を育てる上でとても重要です。 樹木も含め全ての植物にいえる事ですが、植物は優先的に先端部分へと水分と栄養分を送るシステムになっています。そのため水切れを起こした場合は下の葉から枯れて先端は生き残っていたりします。 切り戻しをするということは、先端部分を根元の方へ近づけることになりますので、根元にも栄養が行き渡るようになり、間延びしたような部分にも葉の芽が出て根元からこんもりふさふさになるというわけです。 では、切り戻しはいつやれば良いかと言うと、私たちは仕事上、『伸びたら戻す』を日常的にしていますので『伸びたら』と答えてしまいそうですが、春植えの草花は梅雨明けと晩夏、秋植えの草花は年末と早春が最低限の切り戻しのタイミングとして外せないところです。 切り戻す時の注意としては、必ず元気の良い緑色の葉を多く残すということです。長く伸びた茎を半分の長さにしようとして、残す方の茎に一枚も緑の葉が付いていなければ光合成が出来なくなり枯れてしまいます。 伸びすぎてしまっている場合は元気な緑の葉を、ある程度残した位置で切るようにします。新しいわき芽を見つけたら、それを伸ばし育てるようにわき芽のすぐ上で切ります。 株全体のバランスが整うように切り戻しをしたら、株元の枯れた葉を取り除き、土の上の苔やゴミを取ってきれいにしましょう。 根がまわって鉢が小さいようならひと回り大きい鉢に植え替えるのも早く元気にする方法です。まだ暑いこの時期ですので根を切ったりしないよう、そっと植え替えしましょう。 切り戻しをした時にどのタイミングでも同じですが、忘れてはいけないのが肥料です。切り戻した後は必ず肥料を施しましょう。秋の彼岸までは液体肥料なら薄めの2,000倍液を、その後は1,000倍液を週に1度水やりの後で施します。 緩効性の化成肥料でも良いでしょう。切り戻しによって負担が軽くなった根が、グングン肥料分を吸い上げてくれるのでみるみる元気になります。 |
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