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苔玉を作って育ててみたいのですが、作り方を検索してみると土の配合がさまざまだったり、いろんな種類の土を混ぜたりで難しそうです。もう少し簡単にできる方法があれば教えてください。 緑のモフモフした、まん丸な形に癒され心惹かれる苔玉。その人気はますます高まっています。鉢などの容器を使わず、山野草などを苔で覆っただけの苔玉盆栽ですが、最近は観葉植物や草花、球根などでも楽しまれているようです。 今回はいろいろな約束事にとらわれず、ハイゴケと好きな植物さえあれば、あとはお家にあるもので出来てしまうカジュアルな苔玉作りです。 好きな植物を選んで自分なりの苔玉をとても簡単に作れる方法をご紹介したいと思います。ひとりでは大変だった糸の処理も画期的な方法で解決です! |
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苔玉作りには、主に【ケト土】(※1)を使ったものが主流ですが、これを使う理由はお団子状に丸い形を形成しやすいことと、雨や水やりによる型崩れを防ぐためです。 保水性は高いのですが、通気性に欠けることから赤玉土やミズゴケの細かくしたもの、富士砂を混ぜるなどして利用します。根腐れの心配もあるのでクン炭を少量混ぜる場合もあります。材料を揃えるだけで大変そうですね。 今回はケト土その他の用土を全く使わずに、ポット苗の根鉢(土)を崩さずにそのまま作ります。ケト土で手が真っ黒になることもありません。 ※1ケト土:湿地の植物が堆積して出来た土で、盆栽用に使われることが多く粘りがあり形が崩れにくい。 ではさっそく用意するものと作り方です。こんなに簡単でいいの?と言うくらい準備ができればあっという間に出来上がりです。 【用意するもの】 【作り方】 (2)(1)のビニールの上に、ハイゴケの木屑やゴミ、茶色くなった部分を取り除いて裏返して置き、その中心にポットから取り出した植物を根鉢(土)を崩さないでそのまま置く。 (3)ビニールごとハイゴケで植物の根鉢(土)の部分を包むように持ち、丸いお団子状になるようにしっかり握る。 (4)根鉢がハイゴケでしっかり覆われて丸い形になったら、用意したテグスの片方の輪に、ゼムクリップのピンのひとつを引っ掛けて苔玉の下になる部分に留める。 (5)植物を傷めないようにテグスでハイゴケが外れないようにバランス良く巻いていく。 (6)最後まで巻いたら、テグスの残りの輪にもうひとつのクリップを引っ掛け、目立たない場所で留める。 (7)完成。 完成した苔玉をお気に入りのお皿などに置き、風通しの良い窓辺などに置きましょう。苔玉にした植物は日当たりか半日陰か、水加減はどうかなど、それぞれの性質に合った環境で育てることが長く楽しむコツです。 ハイゴケ自体は意外と日光を必要としますので、半日くらい陽が当たるか、レースのカーテン越し程度の明るさは欲しいですね。苔の表面が乾き過ぎないように一日に1回は苔を触るようにしましょう。乾いているようなら霧吹きなどで湿らせるようにします。 苔玉自体を持ってみて軽いなと感じたら水を張ったボウルなどに苔玉をドボンと入れて中から空気の泡が出なくなるまで5〜15分間浸けておきます。 その後しっかり水を切ってから受皿に戻すようにしましょう。苔玉は水切れさえ注意すれば育てるのは難しくありません。 今回ご紹介した苔玉はポット苗の土を崩さずそのまま使うので、植物の選択肢も広がります。ハーブや多肉植物などいろいろチャレンジしてみてください。夏休みのお子様とご一緒に楽しまれるのもいいですね。 |
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